ドラマ「海のはじまり」11話のあらすじをネタバレします。
夏と2人で暮らし始め、水季のいた気配が感じられなくて寂しい思いをつのらせる海。
ある日、会社から帰ると海の姿がなく心配して探すと…。
「海のはじまり」11話あらすじネタバレや感想をご紹介していきます。
「海のはじまり」11話あらすじ
#海のはじまり 見て下さった皆さん、有難うございました。来週はいよいよ最終回。これまで”特別編”含め12週かけて紡いできた物語が最後に辿り着く場所を見届けて頂けたら嬉しいです。最終回、9/23(月)夜9時です。#目黒蓮 #有村架純#泉谷星奈 #木戸大聖#古川琴音 #池松壮亮 #大竹しのぶ#backnumber pic.twitter.com/o0DZtQMqZA
— 村瀬健 「海のはじまり」(月曜夜9時) プロデューサー (@sellarm) September 16, 2024
「海のはじまり」11話のあらすじネタバレを、お伝えします。
夏の家に引っ越してくる海
大和（木戸大聖）に手伝ってもらい、海と暮らす準備を進める夏（目黒蓮）。
引っ越しの日、夏の部屋まで海を送ってきた朱音（大竹しのぶ）と翔平（利重剛）は、海を抱きしめて別れを惜しみ寂しそうに帰って行きます。
翌日、海のリクエストで図書館に行き、その後海が通うことになる小学校まで一緒に歩く夏。
不安気な顔を見せながらも夏が励ますと笑顔になり、南雲家に忘れてきた絵本を取りに帰りたいとせがむ海。
その頃、南雲家では海が居なくなったことで水季（古川琴音）も居ないことを再確認した朱音は、思わず泣き出していました。
そこに、絵本を取りに戻った海は、座り込んで泣いていた朱音を心配します。
気遣って朱音に寄り添う海の姿を見て、少し罪悪感のような感情を抱く夏でした。
引っ越し後に寂しさを感じる海
次の日、海は弥生（有村架純）に頼んで、美容院に連れて行ってもらいます。
その後、2人でお出かけをしてカフェに入ると、海は弥生に「ママのこと話してもいい？」と確認をして話し始めます。
気になった弥生は送って行った際に夏にこっそり報告をし、話を聞いた夏も戸惑います。
小学校への初登校の日、海の髪を結いながら不安なことはないかと尋ねる夏でしたが「大丈夫」と笑顔で答える海。
帰り道、早速友達と帰りながらも「お母さんいないの？」と聞かれ「ママいたよ」と答えます。
アパートに帰ってきて合鍵で中に入った海は、夏が帰ってくるまで一人で勉強をしたり本を読んだりして過ごします。
そして、帰ってくると夕飯を作る夏のそばから離れず、学校での出来事を報告する海。
最後に「ママはいないの？って聞かれた」と話し何と答えればいいのか聞いてくる海に「ママはいないけどパパがいる」と答えればいいと話す夏。
寝る前に夏を呼んだ海は、寂しそうな表情で夏にくっつきたがります。
南雲家とは違い水季の気配を感じられないことや、1人の時間が長くなったことで寂しいようで…。
居なくなった海を探す夏
ある日、家に帰ると海の姿がなく、夏が津野（池松壮亮）に電話をすると案の定図書館に居るとのこと。
安心した夏は同じく心配していた朱音やゆき子（西田尚美）らに海が見つかったと連絡をし、海のもとへ。
その後、津野に聞かれた海は、水季がいた話をすると夏が「ママはいない」と答えるのだと口にします。
海の話を聞いた津野は迎えに来た夏に、朱音が迎えに来たことを伝えます。
急いで海を迎えに行こうとする夏を引き止め、2人きりで暮らし始めた今こそ水季のことをうるさいくらいに話していいのだと告げる津野。
海は「いる、いない」ではなく「いた、いなくなった」という話をしているのだと怒りながら伝えるのでした。
夏が迎えに来ると聞いて南雲家に行きたいと答えた海でしたが、夏に会いたくない訳ではないと朱音に話します。
迎えに来た夏にもそのことを告げ、夏を家にあげる朱音。
「海のはじまり」11話の結末
「海のはじまり」11話の結末のあらすじをネタバレします。
海の寂しい本音とは？
部屋に入るとベッドの上で絵本を読んでいる海がいて、なぜ図書館に1人で行ったのかと尋ねます。
すると、保育園に通っていた頃のことを話し出し、パパである夏がいなくてもママがいるから寂しくなかったのだと言う海。
だから今度は夏と2人でも大丈夫だと思っていたけれど、やはり寂しかったと打ち明けます。
話を聞いた夏は、図書館もここも水季はいないし時間が経って水季がいないことを実感したから寂しくなったんじゃないかと言います。
ですが、なぜ大人はみんな死んだ人のことを「いない」と言うのかと返す海に、帰っていっぱい話そうと答える夏。
弥生と夏が別れたのも自分のせいだと感じていて、朱音や翔平、津野たちも海に会えないことを寂しがっているのだと伝えます。
さらに、自分が生まれてこなければよかったのかと口にし、水季も夏がいないことで寂しそうだったと明かし…。
水季がいた時に夏がパパになってくれなかったことを責めるような言葉に、答える言葉を失くしてしまう夏でした。
「海のはじまり」11話の感想
「海のはじまり」11話の感想をお伝えします。
「海のはじまり」11話の感想
難しいですね～
海が辛い思いをしないようにと気遣って水季のことを無理に話さなくていいと伝えた夏。
ですが、海にとって水季が死んだことは受け入れ済で、その上で寂しくないように水季のことを感じたり思い出したりしたいんですよね。
なのに、最後に海が放った「なんでママがいた時にパパになってくれなかったの？」の言葉は、夏にとっては残酷過ぎました。
夏も水季が望めばパパになっていたはずだけれど、自分からパパになると言えなかったことを後悔しているからこそ海の言葉はこたえたでしょう。
水季も勝手に産むことを決めて育てるつもりだったけれど、想定外に病気になってしまったことで夏に知らせるという選択肢も出てきてしまったんですよね。
子供って残酷なことを平気で言ってしまうけれど、それも夏と傷つけようと思ってのことではないし。
むしろ、裏を返せば、水季がいた時に夏にパパになって欲しかったということ。
それぞれの思いが繊細過ぎて、いろいろな立場で考えてしまいました。
次週は最終回となりますが、まだ読んでいない水季の手紙にどんなことが書かれているのか、その内容が2人の関係に何をもたらすのか。
「海のはじまり」11話あらすじネタバレ・まとめ
「海のはじまり」11話のあらすじネタバレでした。
ようやく2人で楽しい暮らしが待っているかと思いきや、やはり1人の時間が増えてしまったことで不安になってしまった海。
夏も頑張ってはいるのですが、難しいですね。
次週は最終回ですが、登場人物みんなが幸せになるところに着地できるのでしょうか。
