ドラマ「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」5話のあらすじをネタバレします。
ジョギング中の奈美が何者かに拉致され、日没までに救出しなければ命の保証はないとの犯行声明が。
犯人と対峙した奈美はその会話から過去に逮捕した人物だと考えますが…。
「絶対零度5」5話あらすじネタバレや感想をご紹介していきます。
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」5話あらすじ
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」5話のあらすじネタバレを、お伝えします。
ジョギング中に拉致される奈美
11年前、当時都議会議員の杏子(板谷由夏)は、街頭演説の最中にナイフを持った男に襲われる事件が発生。
警備を担当していた奈美(沢口靖子)が男を取り押さえて事なきを得たものの、ストーカーに狙われているにも関わらず遊説していた杏子に厳しい言葉をかける奈美。
この時奈美と出会ったことで、半年前にDICTを発足させる際に杏子は奈美をメンバーに加えるよう佐生(安田顕)に指示したのでした。
早朝に都内の城東エリアが一斉に15分間だけ停電する事案が発生し、文京発電所にサイバーアタックが仕掛けられたことが判明。
DICTの本部で早見(松角洋平)らが会議を行っていると、SNSに奈美を拉致したとの投稿を見つける紗枝(黒島結菜)。
同じ頃、官邸でも佐生が投稿の報告を杏子にしていて、投稿には椅子に縛られている奈美の画像とともに日没までに救出しなければ命は保証しないとの犯行声明が。
一方、拉致された奈美の前には犯人(和田聰宏)が顔を見せて話しかけ、いつも奈美のことを見ていたと奈美が持ち歩いている飴を差し出し…。
その後、防犯カメラにジョギング中の奈美の姿を発見しますが、その後の姿は一斉停電のせいで追うことができません。
山内(横山裕)は、サイバーアタック犯と奈美を拉致した犯人が同一人物だと考え、奈美の捜索に向かうのでした。
奈美の前に顔を晒した犯人でしたが、名前を聞くとはぐらかし整形の痕跡もみられることから以前にも同じようなことをして警察に名前が知られていると推察します。
しかも、わざわざ自分を拉致したのは恨みがあるからでは?と犯人に問いかける奈美。
その頃、山内と南方(一ノ瀬楓)は争ったような痕跡とともに奈美のイヤフォンを発見し、拉致現場を特定。
奈美を拉致したのは過去に捕まえた犯人?
会話をしながら犯人が8年前に捕まえた古谷隆だと奈美が推察していた頃、DICTでも山内の推理から奈美が練馬署に居た頃の事件に辿り着いていました。
ファツションビルのシステムをハッキングして停電を起こした古谷は、白昼堂々と女性を拉致したのでした。
ペンチなどを取り出したり板を削ったりしながら「セーラームーン」の主題歌の鼻歌を歌う犯人に妹がいるのかと奈美が尋ねると、いたけれど奈美に殺されたと答えます。
全く心当たりのない奈美でしたが、生きがいを失って抜け殻のようになったけれど別の生きがいを見つけたと話す犯人。
その会話から古谷には妹はいないと覚えていた奈美は、犯人に「あなたは誰?」と尋ねます。
一方、古谷に辿り着いた横山たちは自宅の地下室にいた古谷を確保しますが、奈美の姿はなく犯人は古谷ではないことが判明。
その後、紗枝は練馬区のガソリンスタンドに立ち寄った不審な車の目撃投稿を見つけます。
奈美の左足を折った犯人は、慣れた手つきで添え木固定をしたりボディメカニクスを活用しながら奈美をベッドに寝かせたり。
それに気づいた奈美は、以前に妹を介護していたのではという考えから駒場宏伸という名を口にするのでした。
練馬区のガソリンスタンドで防犯カメラ映像をを入手したところ、不審車両は2週間前に盗難に遭っていたことが分かります。
妹から最後のメッセージ?
犯人が駒場だと特定した奈美は、妹を奈美に殺されたと主張する訳を尋ねます。
すると、無実を訴える駒場は、公判で妹に証言されないように食事を与えずに殺したのだと明かす駒場。
誰かにそう聞いたと口にする駒場に共犯者がいるのか尋ねようとすると、それには答えず食事を用意しに行ってしまいます。
その隙にスマホの近くまで這いずって行く奈美でしたが、すぐに食事を持って戻ってきた駒場から電波は遮断されていることを告げられます。
駒場が口に運んでくれるおかゆを従順に食べ始め「ありがとう」と口にして駒場を油断させるとともに、妹の美沙が亡くなった時のことを話し出す奈美。
駒場が服役中に亡くなった美沙の葬儀は自治体が執り行い奈美も立ち会ったと言い、墓石の下に美沙からの最後のメッセージが保管されていると教えます。
すると、身を乗り出して聞いていた駒場は、奈美を連れて美沙の墓まで行くことに。
墓地に着いて荒れた墓から美沙と両親の骨壺を取り出したものの、手紙は見当たりません。
懸命に探す駒場に「メッセージがある」と言っただけだと告げて、何も残せなかったことがメッセージだと明かす奈美。
騙したのかと怒る駒場でしたが、奈美は美沙を保護した時にはペンも握れないほどに衰弱していたのでした。
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」5話の結末
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」5話の結末のあらすじをネタバレします。
駒場の罪とは?
美沙の介護をずっとしてきたことへの感謝の手紙があるかと期待した駒場でしたが、実際には駒場に殺されたのだと指摘する奈美。
周りも妹の介護を頑張る姿を称賛していましたが、実は美沙の病状が良くなる度に薬をすり替えていたのでした。
仕事もとりえもない駒場にとって、美沙から頼られることや介護することを称賛されることが生きがいだったのです。
それを指摘すると逆ギレした駒場は奈美を突き倒して首を絞めますが、そこに山内が現れて奈美を助けます。
墓地に来るために車で移動したことで紗枝や智代(馬場園梓)が防犯カメラに映った車を発見し、居場所を特定できたのでした。
その後の調べで、駒場のもとに突然何者かから美沙の入院記録が届いたことが判明。
奈美に復讐させようとした黒幕が別にいて15分間の停電をお膳立てしてくれたものの、スマホでのやり取りだけで顔は分からないとのこと。
監禁場所の映像を監視していた場所も突き止めますが、残されていたのは監視していたPCのほかDICTメンバーの写真や経歴。
しかも、墓地での様子も全てうかがっていて、PCの一つにその時の奈美たちの画像とともに「16時42分救出!よくできました!」の文字が映し出されます。
入院した奈美のもとに杏子がお見舞いに現れ、DICTに選んだのが自分であることを明かします。
杏子が帰ったあと佐生を呼び出した奈美は、黒幕が自分たちの痕跡をわざと残していることから近々大きな事件を画策していると指摘。
今回の拉致事件はDICTの捜査能力を試すもので、国家を脅かすような情報テロを企てているとの推察を伝える奈美。
その頃、スコット(樋口幸平)とともに海外に行ったカナ(白本彩奈)は、騙されて外国人たちにある建物内に連れて行かれるのでした。
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」5話の感想
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」5話の感想をお伝えします。
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」5話の感想
妹を殺されたと主張していた駒場でしたが、結局は代理ミュンヒハウゼン症候群だったんですね。
しかも、11年もの間その状態で、もし駒場がいなければとっくに治っていたのに死んでしまったなんて。
拉致されていても冷静で犯人を捕まえることを考えていた奈美さん。
殺されかけていても全く危機感がなくて、何か策を考えているのだろうという安心感すらありました。
黒幕はあの謎な宗教の教祖と繋がっているのでしょうけど、佐生さんが敵なのか味方なのかが未だ見えてきません。
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」5話あらすじネタバレ・まとめ
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」5話のあらすじネタバレでした。
ジョギング中の奈美が何者かに拉致され、その犯人から犯行声明も。
犯人と対面した奈美は、その会話から犯人が過去に逮捕した駒場だと特定します。
駒場は妹を奈美に殺されたと主張しますが、その裏にはある罪が隠されていました。
