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君が心をくれたから1話あらすじ・10年前の約束と奇跡の代償とは?

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ドラマ「君が心をくれたから」1話のあらすじをネタバレします。

自分には価値がないと自信が持てずにいた高校生の雨でしたが、そんな雨の心を変えてくれたのは太陽との出会い。

10年後の約束を交わした2人が故郷の長崎で再会しますが…。

「君が心をくれたから」1話のあらすじネタバレや感想をご紹介していきます。

「君が心をくれたから」1話あらすじ

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「君が心をくれたから」1話のあらすじネタバレを、お伝えします。

雨と太陽の出逢い

2013年6月、長崎のある高校に通う1年生・逢原雨(永野芽郁)は、その名前から「ザー子」と呼ばれ同級生らからからかわれていました。

ある雨の日、傘がなくて昇降口で佇んでいると、3年生の浅野太陽(山田裕貴)から「逢原さんだよね」と声をかけられ一緒に入らないかと真っ赤な折り畳み傘を差し出されます。

一緒に相合傘で帰りながら傘が母親の形見であることを打ち明けた太陽は、電車で帰るという雨との別れ際に天泣(晴れた日に雨が降ること)の迷信を話し出します。

「天泣の日に赤い傘に入っていた2人は運命の赤い糸で結ばれる」と言われ、戸惑いながらも迷惑だと伝えて電車に飛び乗る雨。

ですが、その後も友達になってほしいという太陽のことが、気になり始めるのでした。

2023年の12月24日、長崎に帰省した雨は、配っていて落としてしまったチラシを拾う市役所職員・望田司(白洲迅)と知り合います。

偶然にも、市のフラダンス教室に通う祖母の雪乃(余貴美子)と知り合いとのことで、家まで送ってもらうことに。

車の中で大晦日の花火大会のチラシに書かれた「浅野煙火工業」の文字を手でなぞる雨。

雨を見かける太陽

12月25日、浅野煙火工業内では、太陽が父親で師匠でもある陽平(遠藤憲一)に退職願を差し出して花火師を辞めると言い出していました。

驚く花火師たちたちをよそに、花火大会の花火を任せてくれないことに文句を言う太陽。

陽平への苛立ちをぶつける太陽を見た妹の春陽(出口夏希)は、頭を冷やさせようと母親の墓参りに連れ出すのでした。

その頃、雨もまた外に出掛けながら、パティシエになるために上京したものの厳しい世界で挫折してしまったことに落ち込んでいて…。

何も伝えずに「仕事に集中したいからもう連絡してこないで」と言ったきり上京した手前、太陽に会わす顔がないと感じていた雨。

そんな中、川を通りかかった雨は、太陽との過去のやり取りを思い返します。

一方、春陽と別れて一人歩いていた太陽もまた川のそばに差し掛かり、雨が降り出したことに気づくと同時に赤い傘を広げている雨の姿を見つけます。

慌てて後を追いかける太陽でしたが、太陽に気づかない雨はバスに乗ってしまい…。

10年前の約束

雨は幼少期の頃、実の母親に虐待されていたため自分には価値がないと自信を持てずにいました。

高校生の頃にその話を雪乃から聞かされた太陽は、昨年の花火大会で全く笑顔を見せない雨の姿を見かけたことやその時に自分の作った花火で笑顔にしてあげたいと思ったことを打ち明けます。

すると、雨の心を変えてあげてほしいと太陽に頼む雪乃。

その後太陽は、校内放送で自分が花火師をめざしていてみんなを幸せにするような花火を作りたいと語ります。

そう思わせてくれたのは雨で、だから「価値はある」と必死に思いを伝える太陽。

その日の帰り、笑顔を見せた雨に10年後に一緒に花火大会に行って自分が作った花火を見せると約束します。

すると、雨も、10年後にはパティシェになっていると約束したのでした。

太陽の秘密

帰宅した雨は、望田から市のスイーツ教室の講師が熱を出したため代わりに講師を務めて欲しいと声をかけられます。

変わりたいと改めて感じていた雨は、講師をすることを承諾。

一方、春陽は花火師を辞めると言い張る太陽に、色覚障害で赤い色が見えていないのだろうと指摘します。

その指摘にほかの花火師たちが驚いている中、春陽の言うことを認める太陽。

すると、陽平は「自分の目を言い訳にするようなやつに人の心を動かす花火は作れない」と言い、花火師を辞めるように告げるのでした。

高校生の頃、2人で線香花火で勝負をして太陽が勝ちますが、願いごとに躊躇して先延ばしにする太陽。

別れ際「雨が降りそうだから」と形見の折り畳み傘を差し出した太陽でしたが、大切な物であることを知っている雨は困惑します。

ですが、10年後の約束の日まで雨に持っていて欲しいと言われ受け取るのでした。

雨の嘘

スイーツ教室の日、講師としてスイーツ作りを教えていた雨でしたが、パティシェ修行時代に叱られた記憶が蘇って動揺し調理器具を落としてしまう雨。

心配して生徒が包丁を拾ったのを見た雨は、今度は母親から包丁を向けられた過去がフラッシュバックして過呼吸になり倒れてしまいます。

医務室のベッドで目覚めた雨は、心配して付き添っていた望田に「本当は5年前に店をクビになっている」と告白。

どの店でも「必要ない」と言われてしまったのだと泣きながら打ち明け、それでも変わりたかったとこぼす雨。

帰宅した雨は、雪乃に思いを綴った手紙を残し家を後にします。

その頃、太陽もまた仕事場に一礼して去ろうとしていましたが、そこに雪乃から電話がかかってきます。

慌てて雪乃の家に行くと、雨から手紙で頼まれたと赤い傘を差しだす雪乃。

家にあがって雨の手紙を読んだ太陽が動揺していると、雨から連絡を受けたという望田が、雨が12時の博多行きのバスに乗ることを知らせてきます。

太陽にもう一度雨の心を変えてやって欲しいと懇願する雪乃。

「君が心をくれたから」1話の結末

https://twitter.com/fujitvview/status/1744349627720007861

「君が心をくれたから」1話の結末のあらすじをネタバレします。

2度目の約束

結末をチェックする

傘を手にした太陽は雨のもとに走り出して行きますが、その姿を謎の男女が見送りながら「浅野太陽、彼の命は今夜終わります」と男がつぶやきます。

バス乗り場には大勢の観客が集まってカウントダウンをしていたため、人混みをかき分けて雨の姿を探しているとバスに向かって歩く雨を見つける太陽。

既に12時まで50秒を切っていて、太陽は高校生の頃に「雨ちゃんとはぐれたら爆竹鳴らすね」と話したことを思い出します。

咄嗟にポケットにあった爆竹に火をつけバスの後部に投げると、爆竹の音に気づいて立ち止まる雨。

振り返り太陽に気づいた雨は駆け寄ってきた太陽に自分のことを話そうとしますが、自分も赤い色が見えず花火師になることを諦めたのだと打ち明けられます。

ですが、何年かかっても雨の心に花火を届けるとの決意を告げ、雨にもできると励ます太陽。

2人で雪乃のもとに帰った後、通りまで太陽を見送った雨は再び太陽から赤い傘を託されます。

そんな太陽に雨は、夢を諦めずパティシェになると約束し指切りを交わす2人。

雨と別れて横断歩道の前まで来た時、強くなった雨の中で信号の赤色が緑色に見えた太陽は横断しようとしますが、クラクションの音とともに大きな衝突音が響き…。

その音を聞いた雨が急いで駆け付けると、道路に血まみれで横たわる太陽の姿が。

動揺しながら「お願い・・・誰か助けて」とつぶやいていると、そこに黒い傘をさした男が現れます。

男は日下(斎藤工)と名乗り太陽を迎えに来た案内人だと告げたため、何でもするから助けてと懇願する雨。

すると、雨の心を奪わせてくれるのであれば、奇跡を授けると答える日下。

病院に搬送された太陽に付き添った雨でしたが、そこには日下ともう一人の案内人・千秋(松本若菜)がいて2人の姿は雨と太陽以外には見えないことを告げます。

日下は心の入り口である五感を3か月かけて奪わせてもらうと説明し、受け入れれば奇跡を授けるが断れば10分後には死ぬと言われます。

夜が明けて太陽がベッドの上で目覚めますが、雨の腕に巻かれた時計には唇のマークとともにカウントダウンする日付と時間が記されていました。

これでよかったのかと尋ねる千秋の言葉に自分を笑わせてくれた太陽に返したかったからだと答え、太陽に向けて「君が心をくれたから」だと心の中で話しかける雨。

その後、太陽の元気な顔を見て安心して帰ろうとすると、引き留めた太陽が「線香花火の勝負覚えてる?」と聞いてきます。

あの時のお願いを今使いたいと言い「会いたい」と言う太陽の言葉に思わず涙がこぼれ、ベッドサイドに置かれた赤い傘をもう一度借りて行きたいと答える雨でした。

「君が心をくれたから」1話の感想

「君が心をくれたから」1話の感想をお伝えします。

「君が心をくれたから」1話の感想

1話の感想

1話から壮絶で衝撃的な展開で、2話以降どうなってしまうのか…。

大切な人の命と引き換えに自分の命を・・・とか、寿命を短く・・・なんていう展開はよくあるパターンですが、まさかの「五感を奪われる」という想定外の展開に驚きでした。

しかも1つずつ3か月かけて奪うって、サイコチック過ぎます。

パティシエを目指す雨にとって一番重要な味覚を最初に奪われるというのも酷ですよね。

この後どんな順番で奪われるのか分かりませんが、雨を演じる永野芽郁ちゃんの演技力に期待ですね。

太陽と出会ったおかげで自分を肯定できるようになり、夢を持つこともできた雨。

太陽に対して感謝しても仕切れない思いとともに異性として惹かれている要素も手伝っての決意だとは思いますが、それ以前に母親からの虐待で十分不幸を味わっているので既にプラマイ0だった気がするのですが…。

斎藤工さん、イケメンだから許すけど鬼畜すぎる。

一つ気になったのは、長崎が舞台なのに方言は誰も使っていないこと。

冒頭こそ気になったものの、ストーリーに没頭して行くにつれむしろ集中できていいなと感じました。

何かその辺り、演出や脚本の意図があるのでしょうかね。

「君が心をくれたから」1話あらすじネタバレ・まとめ

「君が心をくれたから」1話のあらすじネタバレでした。

1話から衝撃の展開すぎて、2話以降涙無しで観ることができるのか心配です。

雨と太陽を演じる2人の演技にもハマって行き、宇多田ヒカルさんの主題歌も染みます。

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