日曜劇場「御上先生」最終回10話のあらすじネタバレです。
不正入試に関する証拠が揃い、3年2組の生徒である千木良が該当者であることが判明。
御上はこの件に向き合うべく、授業を行うことに。
御上先生最終話のあらすじネタバレ、感想や動画配信についてお伝えします。
御上先生・最終回10話のあらすじネタバレ
御上先生最終回10話のあらすじネタバレを、ご紹介します。
出揃った不正の証拠
次元（窪塚愛流）の部屋に集まる御上（松坂桃李）や是枝（吉岡里帆）、神崎（奥平大兼）、富永（蒔田彩珠）の前に現れた「ヤマトタケル」は、なんと槙野（岡田将生）。
6年前、槙野の部下だった高見が過労から倒れたあげく心を病んで自死してしまい、分かっていながらも救えなかったことを後悔した槙野。
その葬儀の場で高見の父親から罵倒された槙野に、自身も宏太（新原泰佑）の自死で同じ後悔を味わっていた御上は支えるから生きてくれと伝えます。
教育行政官の責任だと考えた御上は、2人で教育の闇を暴き教育のシステムを変えることに。
槙野中岡（林泰文）行きつけのバーに盗聴器を仕込むと、塚田（及川光博）と隣徳学院の不正入学についての会話が。
2人が集めた証拠を次元がまとめることになりますが、神崎は千木良（髙石あかり）と話すため自分に一旦預けて欲しいと言います。
翌日、是枝は保健室に行き、一色（臼田あさ美）に不正入学のことで相談に来たのが千木良であることを確認。
一方、神崎が千木良をベランダに呼び出すと自分が不正入学者だと気づいていたと打ち明け、勝手に記事を書けばいいと言います。
記事にすれば議員である千木良の父親が職を失うと危惧した神崎は一緒に考えたいと告げますが、無理だと答え差っていく千木良。
御上の授業を見守る溝端
次元が証拠をまとめた結果、中岡が永田町からの不正入学の要望を塚田とともに溝端（迫田孝也）に伝えていました。
その要望を受け入れて入学させることで隣徳側は寄付金を得るとともに莫大な助成金も手にしていて、塚田が能力以上のポストに上り詰められたのも内閣からの見返りでした。
冴島（常盤貴子）から受け取ったデータからは、冴島が戸倉（高橋恭平）を庇ったために不正の手伝いをさせられていたことに気づいた筒井（高久慶太郎）から関係を迫られたことが判明。
さらに、是枝の調べで元監査役だった税理士の徳井からは、悪評のある企業からの寄付があったことも分かります。
しかも、提供された古い写真には古代（北村一輝）と塚田や千木良の父親が写っていて、昔からの知り合いだったことも判明するのでした。
千木良は自分のことが明るみになることに対して家族や下級生の該当者を心配していて、その話を是枝から聞いた御上は既にマスコミが政治と隣徳の関係について嗅ぎまわっているようだと話します。
翌日の４時限目、是枝や声を掛けられた溝端が見守るなかで御上は「考える力」について戦争を引き合いに出し生徒たちに問い掛けます。
御上の問いに懸命に考えながら答える生徒たちに、この問題のように考えても答えの出ない問題は世の中にたくさんあると話す御上。
それでも投げ出さずに考える力が大切だと説明すると、立ち上がった千木良が自分にも応えの出ない質問を持っていると言い…。
御上の授業を観た溝端は？
千木良は家族を売っている罪悪感が辛いと涙ぐみながらも、逃げ場はないから逃げないと告げます。
そして、神崎に報道は何かということだけ考えて記事にして欲しいと言う千木良。
すると、それまで聞いていた溝端が声を上げ、今の話に自分も関与していると教壇へ。
教室で生徒たちがこんなにも闘っているとは知らなかったと口にし、自分が反面教師になることを祈るだけだと言うと神崎の机にデータを置いて教室を出て行くのでした。
その後、御上はデータを手にしながら、これを世に出す義務があるため関与したくない人は教室を出るように促します。
ですが、誰も出て行こうとするものはいませんでした。
帰宅した神崎は溝端に渡された音声データの内容を確認し、記事にしたものを父親の栄治（東根作寿英）に見せます。
栄治の新聞に出せないかと聞くと信ぴょう性が無さすぎると言われますが、写真や音声データなどの証拠も揃っていることを告げて無理なら別の新聞社に持ち込むと答える神崎。
リストの中にはクラスメイトもいることを告げ、そのクラスメイトから言われた「報道とは何かだけを考えろ」と言われたから父さんにもそれだけを考えて欲しいと伝えるのでした。
塚田たちと接触する御上
弓弦（堀田真由）の面会に行った冴島は、伝えることを書いた紙を取り出します。
会わないと言われたことに対し尊重すると言い、裁判の傍聴や必要であれば証言台に立たせて欲しいと読み上げる冴島。
そして、最後に弓弦が罪を償い終えるまで健康でいて、生きて会いたいのだと伝えます。
すると、冴島の気持ちが通じたのか、初めて冴島の目を見ながら泣き出して「殺しちゃったの」と冴島に話すのでした。
夜、古代に連れられて塚田と中岡との会食に行った御上は、中岡が仲介した代議士・東からの不正入学の要望に関して話をします。
マスコミで騒がれている今はリスクが高過ぎると説明し、昨年の政治資金パーティーでの裏金問題で厳しいノルマを課せられていたとの話を聞いたとメモを見せる御上。
すると、顔色が変わった中岡はこのメモで東を脅せと言うのかと言い返し、大きな声で怒り出します。
すると、部屋の外から「うるさいですよ」と注意する声が聞こえ…。
御上先生・最終回10話の結末のあらすじネタバレ
御上先生最終回10話の結末のあらすじをネタバレしていきます。
卒業する生徒たち
御上が襖を開けると槙野が入っきて、2人が組んでいたことを察した塚田たち。
明日の東都新聞に不正入試の件の記事が載ると御上が告げると、古代は自分が泥水を飲んでここまで来たのだと声を荒げます。
御上と古代の言い合いに呆れた塚田は自分だけ帰ろうとしますが、襖をあけるとそこには警視庁捜査二課の捜査員たちが待ち構えていたのでした。
翌日の新聞には御上の言った通り文科省と永田町、隣徳学院の癒着が記事に。
神崎が面会に行くと被害者の母親に手紙を書いたことを打ち明け、母親のことを頼むと言う弓弦。
一方、千木良は「隣徳卒業」にはしたくないからと、高卒認定試験を受けて大学に行きたいとのこと。
卒業式の日、教室にいた御上のもとにやってきた神崎は、自分のことを助けるためにここにきたんだろうと尋ねます。
一色から宏太にソックリだと聞いていたことに触れ、来てみたら本当にソックリで危なっかしかったと答える御上。
神崎は考え続けることの大変さを口にしながらもそれを手放さないと言うと「俺死なないから。何があっても」と御上に伝えます。
その直後、是枝や他の生徒たちも教室に集まってきて御上を取り囲み、生徒たちに向けての最後の言葉を贈る御上。
その後、御上のもとに来た槙野は、津吹（櫻井海音）がもう1年文科省でやってみると決めたことを報告するとともに自分は通信制の教職課程で学ぶことにしたと明かします。
この1年やってこられたのは槙野のおかげだと言う御上でしたが、槙野から「生徒のおかげだろ」と言い返されて納得するのでした。
御上先生・最終回10話の感想
御上先生最終回10話の感想をご紹介します。
御上先生・最終回10話の感想
結局、大人たちの利権に巻き込まれてしまった子供たち。
生徒たちを守るために最後まで闘った御上は、最高の教師でした。
生徒たちも御上も相思相愛なのですが、それに嫉妬する槙野が可愛かったです。
さらに、ラストでは御上に感化されて自分も教師になりたいと教職課程で学ぶことに。
教育オタクな2人ですが、あんな先生がいたら…と思わずにはいられません。
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御上先生・最終回10話のあらすじネタバレまとめ
御上先生最終回10話のあらすじネタバレ、感想や動画配信についてご紹介しました。
槙野も加わり、隣徳の不正入試の証拠を集めた御上たち。
ですが、その該当者には3年2組の千木良も含まれていたことを知り、神崎が話をすることに。
その後、是枝のフォローもあり、授業で千木良と向き合うのでした。
