ドラマ「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」3話のあらすじをネタバレします。
資金難や後継者のいない中小企業が被害に遭う承継ビジネスが相次ぎ、その裏にいる「黒澤ホールディングス」を調査することに。
ですが、経営統合先を紹介している税理士が、南方の大学時代の友達・上村だと分かり…。
「絶対零度5」3話あらすじネタバレや感想をご紹介していきます。
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」3話あらすじ
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」3話のあらすじネタバレを、お伝えします。
「宗教法人ルミナス」の教祖を調査
町工場「ミズハラ製作所」を営む水原明人(小林三十朗)は、商工会から紹介された税理士・上村元也(松岡広大)に厳しい経営状況を相談。
すると、金属加工技術を評価した上村は「ネップス」という会社と経営統合してはどうかとすすめてきます。
一方、佐生(安田顕)は早見(松角洋平)を呼び出し、「宗教法人ルミナス」やその教祖である黒澤道文(今井清隆)に対する調査を指示。
母体は黒澤が立ち上げた「黒澤ホールディングス」で、ルミナスの信者に高額商品を売りつけるほか経営難の中小企業にうまい話を持ち掛けて詐欺を働いている疑いが。
騙し取った金は寄付金と称しルミナスに流れたのち国外に流れている様子で、それがマネーロンダリングもしくは国際犯罪グループの資金源になっている可能性もありました。
その後、上村に紹介されて「ネップス」の社長・奥田真斗(町田悠宇)と経営統合の話が決まったものの、後日工場の口座の金が全て抜かれていることが発覚。
騙されたことに気づいた時には負債だけが残り、絶望した水原は工場で自死してしまうのでした。
「黒澤ホールディングス」の調査をすることになり奈美(沢口靖子)と南方(一ノ瀬楓)がほかに被害に遭った和菓子店・柴浜堂に事情を聞きに行くと、税理士の紹介で「モトノギコーポレーション」と経営統合したとのこと。
ですが、契約した途端に資金を抜き取られて倒産させられ、借金だけが残った店主夫妻はもう家を売るほかなくなってしまったものの契約上は犯罪だと断定できず…。
「モトノギコーポレーション」の社長も奥田で、詐欺容疑で事情聴取を受けた過去があるもの証拠不十分で不起訴。
「ミズハラ製作所」に話を聞きに行った掛川(金田哲)と智代(馬場園梓)も奥田に辿り着き、両社とも「黒澤ホールディングス」の関連企業であることも判明。
奈美と南方が尾行している最中に奥田が立ち寄ったのは「上村法律事務所」で、上村と大学時代の友人だった南方は驚きますが上村を追わせて欲しいと自ら申し出ます。
上村を問い詰める南方
幹事長・中野仁二郎に遭遇した佐生は、政治資金パーティーに黒澤が来ていたことに触れます。
すると、志を一つにする頼もしい仲間だと答える中野。
バーに上村を呼び出した南方はそれとなく承継ビジネスの話に触れますが、手続きに関わるだけだと説明されます。
南方と別れたのち奥田が事務所にやってきて、後継者が居ない老舗の印刷会社に自分を紹介するように依頼されます。
南方の様子に気づいていた上村は警察が動いているかもしれないと忠告するものの、捕まらないようにやっているから問題ないと言い返されたうえに「黙って言うことを聞いていればいい」と脅されてしまうのでした。
上村に怪しさは感じないと報告したものの奥田のやっていることに気づかない訳がないと感じていた南方は、奈美と一緒に「モトノギコーポレーション」の登記場所へ。
ですが、中に入るとそこは会社という感じではなく、管理人からも人が出入りしている気配はないと聞かされます。
単に金を関連会社内で移してマネーロンダリングするために存在していると考えた南方は、上村を問い詰めるため奈美と一緒に事務所へ。
奥田の名前を出して追及するものの、会社を守るための経営判断だというだけの上村に怒りを隠せない南方。
ですが、奈美は上村の腕時計やスーツに加え事務所の調度品が高級なことに気づいていて、実は金に困っているのではないかと推察。
上村が奥田から逃げられなかった訳とは?
紗枝(黒島結菜)が上村の金の流れを調べると、独立資金も含めかなりの借り入れに加えクレジットカードの支払いもたびたび遅延していることが判明。
さらに、掛川らの調べでは被害者の会社の帳簿も操作していることが分かります。
再び上村の事務所を訪れた南方は、去年の8月17日に連絡が来ていたことに昨日気づいたと謝ります。
「相談したいことがある」と連絡が来ていたにも関わらず返事ができず、その時に上村が奥田のことを相談したかったのだろうと考えた南方。
今からでも間に合うと告げると「もう無理だ」と涙声になりますが、そこに奈美が現れて「あなたの安全は警察が守るから全てを話して欲しい」と伝えます。
奈美の言葉に驚いているとある税理士が殺害されたという新聞記事を見せられ、その税理士が以前奥田の会社の担当をしていたと聞かされる南方。
上村は最初は報酬が目当てだったものの、その税理士のように殺されるかもしれないという恐れから抜け出せなくなっていたのでした。
南方はそんな上村に承継ビジネスの件では立件できないけれど、奥田が巧妙に脱税を隠していたことに気づいたと口にします。
それは上村が処理していたもので、一からやり直したいから片付けなければならないことを終わらせてから出頭すると約束する上村でした。
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」3話の結末
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」3話の結末のあらすじをネタバレします。
「黒澤ホールディングス」に切り込めるのか?
さっそく奥田を連行し脱税の容疑で事情聴取を行いますが、たかが脱税だと開き直る奥田。
ですが、巻き上げた金は「黒澤ホールディングス」系の別会社に移動させたあと寄付金として「ルミナス」に送り、最終的には海外に流していたことが判明。
上村はもしもの時のためにその記録を残していて、隠し口座も証拠として提出するとのこと。
そのデータを持ち出して警察に向かっていた上村でしたが、その途中で背後から何者かに刺されてしまいます。
包丁を持ったその男の顔を見ると、自殺した水原の息子でした。
刺されながらも証拠のUSBメモリを握りしめる上村でしたが、その後近づいてきた不審な男によりメモリは回収されてしまいます。
その後、息子は自首しますが「黒澤ホールディングス」との繋がりの証拠はない上に、鑑定からも捜査にストップがかかります。
そのストップをかけたのは佐生で、中野にそのことを明かし恩を売った後で杏子(板谷由夏)に報告。
黒澤が海外に送金している件に中野も関与していると考えた佐生は、今は強引に黒澤を追うべきではなく中野に恩を売っておいて油断させようと算段していたのでした。
一方、カナ(白本彩奈)はスコット(樋口幸平)と空港で待ち合わせていて、一緒に海外へ。
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」3話の感想
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」3話の感想をお伝えします。
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」3話の感想
殺害されるかもと怯えて抜け出せなかった上村ですが、そもそもはお金が目当てで始めたことなんですよね。
やはり自業自得としかいいようがありませんし、殺害したのが奥田の手先ではなく被害者の息子だったのが何とも…。
すぐ後に来てデータを持ち去ったということは、いずれにしても殺害されたのでしょうね。
でも、、、奈美さん「あなたの安全は警察が守ります」て言ってましたよね。
証拠を持ち出すなんて一番危険な時なのだから、何かしら警護すべきだったのでは?
しかも、南方も淡々と話してましたし…。
少し違和感はあるものの、黒幕の黒澤を今後も追うということで「絶対零度」っぽくなってきました。
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」3話あらすじネタバレ・まとめ
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」3話のあらすじネタバレでした。
承継ビジネスの被害が相次ぎ、その裏には「宗教法人ルミナス」の教祖・黒澤の会社「黒澤ホールディングス」の存在が。
さらに、それに関与している税理士が南方の大学時代の友人であることが判明。