ドラマ「ちょっとだけエスパー」最終回9話のあらすじをネタバレします。
ディシジョンツリーが崩壊したのは市松たちのせいだと考えた兆は、3人を事故に乗じて死んでもらおうと計画。
その計画を知った市松や文太らは、騙されたフリをしようと考え…。
「ちょっとだけエスパー」最終話あらすじネタバレや感想をご紹介していきます。
「ちょっとだけエスパー」最終回9話あらすじ
「ちょっとだけエスパー」最終回9話のあらすじネタバレを、お伝えします。
市松たちを排除しようとする兆
自分が死ぬ運命を思い出し兆(岡田将生)と文太(大泉洋)の思いを知った四季(宮﨑あおい)は、ナノ・レセプターではなくEカプセルをむさぼってしまいます。
その直後「ノナマーレ」にあったディシジョンツリーが崩壊していき、兆はもちろんそれを遠くから目にした文太も未来に何かがあったのかと驚きます。
そんななか、半蔵(宇野祥平)から電話を受けた文太は、円寂(高畑淳子)が自分の人生を壊した結城(吉田鋼太郎)に復讐しようとしていると知らされ…。
自宅のガレージ内に入ってシャッターを閉める結城の前に現れた円寂は、驚く結城に両手を伸ばして熱で殺そうとします。
半蔵や桜介(ディーン・フジオカ)と一緒に駆け付けた文太がシャッターに触れると、円寂の「幸せになりたかっただけなのに」という心の声が聞こえてきてシャッターを開けて円寂を連れ出し逃げる3人。
一方、Eカプセルを飲むことで自分が死ねばいいのだと考えた四季でしたが、自分が死んだらまた兆や文太が変なことをするのではないかと躊躇。
そこで、兆と文太の2人とも殺して出逢わなければいいのだと考える四季。
その後、市松(北村匠海)からある動画が送られてきて、そこには兆がディシジョンツリーが壊れたのは市松たちの存在のせいだと口にしていました。
そして、2025年12月24日にクリスマスマーケットの会場で天井のLEDパネルが落下して34人が死ぬ事故が起こるため、そこに市松と九条(向里祐香)、紫苑(新原泰佑)をおびき出して死んでもらおうと考える兆。
市松の部屋に文太たち4人と市松ら3人が勢揃いし、兆の計画を潰す相談を始めます。
文太たちは市松たちが助かるために協力するつもりでしたが、この時代の兆を探し出して殺すという九条の案は四季の幸せのために却下。
ですが、兆が歴史の改ざんを繰り返すことで兆自身もオリジナルから変化していることに気づき、そのためにディシジョンツリーのビッグデータを2025年に保存し常に確認しているのだと判明。
兆に直接関係する改ざんにより兆も更新されると考えた文太たちは、騙されたフリをしてクリスマスマーケット会場に行くことに。
クリスマスマーケットに文人と四季が現れる?
文太は全員で元々死ぬはずだった34人も救うと言い出し、それは歴史の改ざんではなく今から歴史を作るんだと言われ賛成する市松たち。
偽のメールで呼び出されたフリをした市松と九条、紫苑でしたが、人込みの中に「ノナマーレ」社員が紛れていて「3人をクリスマスマーケットから出さない」というミッションを受けていました。
ですが、半蔵がたくさんのハチたちに頼んで会場で飛び回ってもらい、客たちをその場から追い払おうとします。
その頃、兆は2055年が更新されたことに気づいていて、それを見透かすように文太が兆に電話をすると文太の前に兆の立体映像が移動してきます。
ここで助けた人たちが2055年まで生きることで世界は大きく動き、兆も更新されると告げる文太。
その直後、兆の映像が乱れたかと思うとなぜここにいるのかが分からなくなり、PCに日付や何をしようとしていたのかを確認し始める兆。
その様子を見た文太が合図を送ると「ノナマーレ」社員を集めてミッション中止を告げるとともに、Eカプセルを飲み続けると死んでしまうと教える桜介たち。
ですが、兆もすぐにバックアッププログラムを起動して記憶を補完し、四季が死んでもいいのかと文太に詰め寄ります。
すると、今の時代の文人(岡田将生・二役)を呼んであると告げ、四季を助けるために文人が変わるのだと説明する文太。
既に自分を使うシュミレーションはどれだけ試したものの四季を救うことはできなかったと怒る兆に文太は、今ここで34人を救うように世界は変わっているのだから試せることはまだあるはずだと言い返すのでした。
市松たちも加わり客らをその場から離れさせようとしていると、文人だけでなく四季も現れます。
2人を殺そうとする四季
事故の原因となった金具が外れる音がしたかと思うと「ぶんちゃん」と呼ぶ声が。
文太と兆の前に四季が立っていて、2人を吹き飛ばそうと息を吹きかけるものの文太だけが飛ばされて映像の兆は動きません。
どうしてここにいるのか尋ねる兆に、食堂でコロッケを食べる文人を見かけてついてきたと説明する四季。
2人とも殺すことにしたと言い文太に近づくと、ナノ・レセプターは飲んでいないと告げて再び息を吹きかけます。
すると凄い勢いで飛ばされた文太は柱に激突して押さえつけられますが、それを止める兆。
要らない人間なのになぜ止めるのかと聞き、誰が要るか要らないかをなぜ兆が決めるのかと問い詰める四季。
四季が死んでしまった後に自分が要るのか分からなくなったと泣き出す兆に、四季は私が終わらせると告げてその場を離れて行き…。
一方、会場では市松たちが能力を使い何とか客たちを逃がすために邪魔な音楽を止めることに成功しますが、再びボルトが外れてパネルの一部が落下。
紫苑の頭上に落ちてきますが、咄嗟に桜介が庇って助けます。
そんななか、下に降りてきた四季は文人の腕を掴むとパネルの下まで連れて行き…。
「ちょっとだけエスパー」最終回9話の結末
「ちょっとだけエスパー」最終回9話の結末のあらすじをネタバレします。
四季を救うことはできるのか?
四季に腕を掴まれて驚きながらも逃げようと抵抗する文人ですが、息を吹きかけてパネルの下で動けなくする四季。
そこに再びパネルが一枚落下しますがなんとかかわしていると、四季を止めるために降りて来た文太が「やめよう」と声をかけます。
こうするしかないと口にするものの、手を握ると「死にたくない」という心の声が聞こえてきます。
どうせ10年後には死ぬと言う四季に、この半年は一生分だったし愛は残ると言い返して「愛してる」と伝える文太。
その直後に金具が全て外れたため文太は四季を突き飛ばして助けるものの、文太は取り残されてそこに桜介や半蔵、円寂が助けようと近づき…。
ですが、次の瞬間指を鳴らす音がして、白い服の男(麿赤兒)が兆の背後から現れて「過去を踏まえることはできても変えることはできない」と口にします。
変えられるのは今ここにいる者だけだから彼らに任せようと告げ、2025年にデータを送れるには2055年でその次は2070年だと教える男。
男が2070年から来た自分だと察した兆は2070年では一人なのかと尋ねようとしますが答えを聞くのをやめ、2人の映像が消えるとともにパネルが落下し…。
1年後、病院の待合で1年前の落下事故のニュースが取り上げられていて、それをぼんやり見る四季の姿が。
その横に座った文人は下敷きになった人が見つかっていないことに触れ、お互いになぜあの場にいたのか覚えていないのだと言い合います。
その頃、部屋に来た九条と紫苑に市松は、進路を変えると言い出していました。
Eカプセルはどうせ他の誰かが作るだろうから、自分はその副作用を止める薬を作ると話す市松。
半年間の記憶がないことを話しながらハチのネックレスを触っていると、落としたスマホを清掃員が拾ってくれたものの同じハチのストラップがついていたと反応する文人。
そのストラップを見た瞬間「ぶんちゃん」と口にして戸惑うものの、文人だからぶんちゃんと呼ばれていたと文人が答えたため微笑む四季。
そんな2人のやり取りを、清掃員姿の文太と半蔵、円寂、桜介の4人が聞いていたのでした。
「ちょっとだけエスパー」最終回9話の感想
「ちょっとだけエスパー」最終回9話の感想をお伝えします。
「ちょっとだけエスパー」最終回9話の感想
ラストで文太たちは死んでしまうの?と心配しましたが、元気なようでホッとしました。
結局、四季と文人は違う形で知り合うことになるものの、いい雰囲気でしたね~
ですが、今のところはまだ10年後に四季がどうなるのかは分かりません。
文太たちの働きで少し違う歴史が作られたものの、四季が死なない未来なのかは未定ですね。
謎のあの白い男は、2070年の未来から来た兆さんだったんですね。
過去を変えることはできないけれど、未来を作ることはできるというのが印象的でした。
続編あるなら、あの4人と市松たちにも出て欲しいですね。
「ちょっとだけエスパー」最終回9話あらすじネタバレ・まとめ
「ちょっとだけエスパー」最終回9話のあらすじネタバレでした。
自分を救うために兆が世界を変えようとしていると知った四季。
一方、市松たちの存在がディシジョンツリーを壊したと考えた兆は、クリスマスイブに起こるはずの事故に乗じて市松ら3人を死なせようとします。
その計画を知った文太たちは、逆に騙されたフリをして未来を変えようと考え…。
