ドラマ「シッコウ!!」最終回9話のあらすじをネタバレします。
子どもを連れ去ってしまった父親への執行に立ち会うことになるひかり。
その父親は、栗橋の大学の先輩で…。
「シッコウ!!~犬と私と執行官~」最終話のあらすじネタバレや感想、視聴率などをご紹介していきます。
「シッコウ!!」最終回9話あらすじ
「シッコウ!!」最終回9話のあらすじネタバレを、お伝えします。
子どもの執行に立ち会うことになるひかり
栗原(中島健人)の部屋に集まった執行官たちの前で「執行官になりたい」と宣言したひかり。
ですが、資格を取得するだけでなく採用面や仕事の負担も大きく厳しい仕事であることから「勧める自信はない」と小原(織田裕二)たちに言われてしまいます。
ひかりのことが心配だからこそ大変な目に遭わせたくない反面、嬉しくもある執行官たち。
そんな中、子どもが連れ去られてしまういう事件が発生し、母親の凪咲(佐津川愛美)が弁護士の串木田克子(堀内敬子)とともに執行官室を訪れます。
娘の碧唯(小野井奈々)と愛犬を夫の興津大輔に(福士誠治)が黙って連れて行ってしまったとのことで、凪咲からの申し立てにより「引き渡し」の判決が出ます。
ですが、大輔が従わず渡そうとしないため、執行することに。
凪咲は小原たち男性執行官3人を前にして不安になりますが、ちょうど執行官室にいたひかりを目に留め立ち会って欲しいと申し出ます。
大輔はIT企業に勤めていたものの2年前に専業トレーダーになると退職し、仕事が軌道に乗るまで凪咲も仕事に出ることに。
ですが、大輔は全く収入を得ることができず凪咲の負担はどんどん増えて行き、口論が絶えなくなり別れ話が出た5か月前に突然碧唯を連れて出て行ってしまったのでした。
執行補助者を引き受けたものの、初めての子どもの執行に心を痛めるひかり。
父親は栗橋の大学の先輩?
そんな中、アパートの大家の昌代(宮崎美子)と話していると、栗橋の部屋から子ども連れの男性が出てきます。
その男性は栗橋の大学の先輩で、しかも今回の執行相手の大輔だと分かり驚くひかり。
栗橋によると、職場の人間関係に疲れて退職し、前からしていたトレーダーをする傍ら家事や碧唯との時間を過ごすように。
ですが、仕事を始めた凪咲は疲れて帰ってくると稼ぎの少ない大輔に当たるようになり、大輔を庇う碧唯にまで愚痴を言うようになったとのこと。
あまりにも言い分が違うものの、お互いに嘘をついているようには見えないと感じるひかりと栗橋。
短答試験に合格した栗橋を小原が労っていると、串木田が訪ねてきます。
碧唯に手放したと思われたくなかったため連れて家を出たものの、執行までされるということであれば素直に従おうと思っていると大輔の弁護士と話がついたとのこと。
引渡期日になり、須賀川(モロ師岡)らと大輔の実家に訪れた小原とひかりでしたが、考え直したから話すことはないと追い返そうとする大輔。
凪咲が取り乱して返すように大輔に文句を言っていると、犬を抱いた大輔の母・弥枝(かとうかず子)が顔を出します。
2人揃って聞く耳を持たず、小原たちに帰るよう告げるとドアを閉めてしまうのでした。
凪咲に会いに行くひかり
執行は中止となり執行官室に戻ると、栗橋から債務者側の弁護人が辞任したとの報告を受ける小原。
思うようにいかず心が折れてしまった小原でしたが、励まそうとするひかりに「執行官になることを応援する」と告げます。
その後、日野(勝村政信)や間々田(菅原大吉)、渋川(渡辺いっけい)らの協力を得て、碧唯の執行のシュミレーションを行う小原とひかり。
そこに、千尋(ファーストサマーウイカ)からの連絡で、ドッグフードの営業として保護犬カフェに凪咲が来ていると連絡を受けたひかりは急いで会いに行きます。
大輔のもとで碧唯が辛い思いをしているんじゃないかと心配する凪咲に、いい夫ではなかったかもしれないけれど碧唯にとっていいお父さんじゃないとは言えないと指摘するひかり。
碧唯を取り戻すことを恨みを晴らす手段にはしないで欲しいと言い、碧唯にとってはどっちも大切な親だと思うと伝えるのでした。
「シッコウ!!」最終回9話の結末
「シッコウ!!」最終回9話の結末のあらすじをネタバレします。
2度目の執行
後日、再び執行のために大輔のもとを訪れた小原やひかりたちは、シュミレーション通りに配置につきます。
部屋の前で待ち構えていて、碧唯を連れて帰ってきた大輔を取り囲む小原たち。
何とか部屋の中に入れてもらい話を聞くと、普通に離婚したら父親である自分には親権が無くなってしまうと考えて無理やり連れて出て行ったのだと打ち明ける大輔。
ですが、隣の部屋でひかりたちと遊んでいた碧唯の様子を覗くと、ひかりに「ママにギューっとしたい」と言っているのを耳にする大輔と凪咲。
思わず凪咲は碧唯に駆け寄って泣きながら抱きしめ、大輔は悲しそうな顔をします。
ママと帰ろうと言うと「パパは?」と口にし、一同は黙り込んでしまい…。
すると、凪咲は大輔に「あなたはひどいパパじゃなかった」と謝り、大輔もまた凪咲のことを碧唯に「ママは頑張り屋だ」と言い離れていてもずっとパパだと抱きしめるのでした。
一年後、予備試験が受かった栗橋の代わりに、ひかりが執行官室の事務員に。
その後、執行官となるひかりでした。
「シッコウ!!」最終回9話の感想と視聴率
「シッコウ!!」最終回9話の感想や視聴率をお伝えします。
「シッコウ!!」最終回9話の感想
子どもの執行なんていうのもあるんですね。
でも、子どもの立場からしたら目の前で両親が揉めていたらトラウマになっちゃいそうですよね。
ひかりのように、父親にも母親にも、そして子どもの目線にもなって寄り添ってくれる存在がいてよかったです。
夫婦で言い分が食い違っていたのを見た時は「ミステリと言う勿れ」を思い出してしまいました。
真実は一つとは限らず、目線や立場によって違う見え方がある。
だから、人の数だけ真実がある。
やはり相手を思いやる心と想像力が大切なんだな~と痛感しました。
癒しの栗橋くんに会えないのが寂しいですっ。
「シッコウ!!」最終回9話の視聴率
「シッコウ!!」最終回9話の視聴率は、7.8%でした。
- 1話:9.6%
- 2話:8.7%
- 3話:9.2%
- 4話:7.5%
- 5話:7.7%
- 6話:6.8%
- 7話:6.8%
- 8話:8.2%
- 9話:7.8%
「シッコウ!!」最終回9話あらすじネタバレ・まとめ
「シッコウ!!~犬と私と執行官~」最終回9話のあらすじネタバレでした。
あっという間の最終回でしたが、どんな時も当事者たちに寄り添う熱い心が素敵でした。
このドラマで執行官という職業について学べたので、続編などでもっといろんな事例を見てみたいです。