ドラマ「新宿野戦病院」1話のあらすじをネタバレします。
新宿歌舞伎町にある「聖まごころ病院」に、酔っ払って意識のない女性・ヨウコが運ばれてきます。
その後、ヨウコが戦地で軍医をしていたことが判明しますが…。
「新宿野戦病院」1話あらすじネタバレや感想をご紹介していきます。
「新宿野戦病院」1話あらすじ
今夜10時は新・水10ドラマ
『#新宿野戦病院』🏥初回15分拡大放送🎊脚本 宮藤官九郎さん 舞台は新宿歌舞伎町❗️
一般病院では診て貰えない”ワケあり”患者たちと、軍医経験を持つ医師 (小池栄子)と金儲け主義の美容皮膚科医(仲野太賀)が繰り広げる笑って泣ける医療エンターテインメント‼️#カンテレ pic.twitter.com/1zJeANZujZ
— カンテレ (@kantele) July 3, 2024
「新宿野戦病院」1話のあらすじネタバレを、お伝えします。
「聖まごころ病院」に2人の患者が?
NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛)が動画を撮影している最中に、酔っ払った女性にぶつかられます。
女性は走り出したかと思うとゴミを運んでいるカートに飛び込んで倒れてしまい、驚きながらも救急車を呼ぶ舞。
一方、歌舞伎町にある「聖まごころ病院」に、頭を負傷したホストのマモル()の搬送要請が入ります。
美容皮膚科医の高峰亨(仲野太賀)は外科医がいないため断るよう指示するものの、電話に出た経理担当の白木愛(高畑淳子)は受けいれてしまい…。
救急車が到着すると同時に女性を乗せた救急車も到着したため、仕方なく病院内に運ぶことに。
ですが、亨をはじめ他の医師も内科・小児科医の横山勝幸(岡部たかし)と泌尿器科・性病科医の田島琢巳(馬場徹)しかおらず、処置にも手こずってしまいます。
そこに、3代目院長の啓介(柄本明)を連れた娘でソーシャルワーカーのはずき(平岩紙)が現れ、あとは啓介が処置すると告げます。
啓介は元外科医で名医と言われた腕を持っていましたが、最近は医療費の未払いや借金などを抱えアルコール依存症になってしまっていたのでした。
手を震わせながらもマモルの処置を無事終えて帰しますが、女性の方は急性アルコール中毒で話もままならない状態。
保険証も見当たらず所持金もわずかでしたが、身につけていた身分証にはヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)と記されていました。
病院をリニューアルを勧める啓三
翌朝、啓介の弟で亨の父親・啓三(生瀬勝久)が顔を出します。
不動産コンサルタントをしている啓三は、啓介に病院を売却するよう勧めます。
土地と建物を啓介から安く買って美容クリニックにリニューアルして儲けようと考えているためプレゼンを始めますが、啓介もはずきもそれを拒否。
そこに、看護師長の堀井しのぶ(塚地武雅)が現れ、目覚めたヨウコが警察を呼ぶよう要求していると伝えてきます。
亨たちがヨウコのもとに行くと、自分は襲われたと主張して昨夜のことは全く覚えていない様子。
昨夜院内で暴れた様子を撮った映像を見せると途端に大人しくなりますが、所持金がないため医療費を払わずに帰っていくヨウコ。
その頃、啓三は啓介の説得を続けていて、今月中に外科医を雇うことができなければ競売にかけると約束させて帰って行くのでした。
夜、歌舞伎町で駐輪場の管理人をしていた加地は、勝手に自転車を停めようとする外国人を注意します。
その直後に近くで駐輪場の売上を盗もうとしているところに遭遇し、止めようとするものの殴られてしまい頭を負傷してしまう加地。
ヨウコの正体とは?
一方、再び病院に現れたヨウコが、海外医師免許を持っていて軍隊病院で働いていたことを知る啓介。
しかも専門は外科とのことで救世主だと喜ぶものの、日本での医師免許を取得しなければ医療行為はできません。
国家試験合格だけでなく研修に2年要するため、資格を取得するまで待つと告げる啓介。
その後、加地は勧められて舞の働く「Not Alone」を訪ねますが、就職先が中々見つからないにも関わらず生活保護を勧められても受けようとせず。
「Not Alone」で支援を受ける外国人を見て、苛立ちを隠せない加地は酒をあおりながら街を徘徊し…。
「聖まごころ病院」に、アルコール中毒の70代男性の受け入れ要請が来ます。
その直後に舞から亨のスマホに着信があり、外国人・ムハマドがおなかから血を流しているから助けて欲しいと言われます。
外科じゃないから救急車を呼ぶように答えると、難民申請が通っていない外国人のため救急車を呼べば強制送還させられてしまうと説明する舞。
そこに、ヨウコが通りかかり様子を見ると銃で撃たれていることが分かり、舞とともに「聖まごころ病院」へ。
搬送されてきた70代の男性は加地で、点滴等で処置されます。
「新宿野戦病院」1話の結末
「新宿野戦病院」1話の結末のあらすじをネタバレします。
ムハマドを撃ったのは?
ムハマドを運び込んだものの銃創を初めて目にする亨たちは慌てふためきますが、ヨウコの指示に従い手術のサポートをします。
その後、ヨウコに指示されて加地のCT検査を行うと、酔っ払って帰ってきた啓介が画像を見て硬膜外血腫だと診断。
緊急穿頭を行うことになり麻酔を行うためにシャツをまくると刺青が現れ、胸元を開けるとそこにも刺青が。
病院に駆け付けた交番勤務の岡本勇太(濱田岳)らによると、加地は反社である野口一家の元構成員で前科もあるとのこと。
歌舞伎町を束ねていた野口一家が解散したのちは足を洗ったものの、職を転々としていて駐輪場の管理人も解雇されてしまった加地。
舞にも、低賃金で雇える外国人労働者の存在が、加地ら高齢者の職場を奪っていると嘆いていたことを話します。
被害に遭った際に岡本らが駐輪場の外国人もグルかもしれないと耳にしていた加地は、徘徊中にその外国人を見かけたため追いかけて所持していた銃を発砲したのでした。
一命を取り止めた2人を別の病院に搬送し終えると、ヨウコは亨に戦地でのことを話し始めます。
戦地で負傷したアラブ人・アリを励ましていると、歌舞伎町に兄のムハマドが住んでいるから日本に帰ったら渡して欲しいと缶の入れ物を預かったとのこと。
中にはムハマドの8歳になる娘へのお菓子などが入っていましたが、目覚めたムハマドに渡すと人違いだとの答えが返ってきて、アリやムハマドという名前は日本の佐藤や鈴木みたいなものだと言われてしまうのでした。
その後、ムハマドは入国管理局に連行されることになり、加地は大学病院で手術を受けたのちリハビリで回復し次第逮捕されることに。
日本の医師免許は持っていないことを啓三にはごまかし、ヨウコが住み込みで外科医として働くことになるのでした。
「新宿野戦病院」1話の感想
「新宿野戦病院」1話の感想をお伝えします。
「新宿野戦病院」1話の感想
クドカンの脚本に加え、仲野太賀と小池栄子のコンビネーションが最高でした。
それぞれのキャラクターも相変わらずのクセ強で、何かやってくれそう感がたっぷり。
英語と日本語、しかも岡山弁の混ざったセリフ回しもテンポがよくて、クドカンワールドに引き込まれます。
ムハマドに会うために日本に帰ってきたというシリアスなエピソードからの人違い!
アリもムハマドも佐藤や鈴木と一緒という言葉に、納得してしまいました。
天才外科医かと思いきや度胸と正義感と勢いで乗り切るタイプ、しかも雑なのも最高です。
ラストはしっかり社会へのメッセージも入れ込んできて、生々しさもあるドラマでした。
「新宿野戦病院」1話あらすじネタバレ・まとめ
「新宿野戦病院」1話のあらすじネタバレでした。
仲野太賀さんと小池栄子さんのコンビ感が絶妙で、ウィットに富んだ会話に思わずクスっとしてしまいました。
単なるコメディではなく世の中へのメッセージも含まれていて、今後も楽しみです。