ドラマ「君が心をくれたから」7話のあらすじをネタバレします。
触覚を失ってしまった雨は、階段から転落してしまい病院へ。
そこで雨は太陽に全てを打ち明ける決意をしますが…。
「君が心をくれたから」7話のあらすじネタバレや感想をご紹介していきます。
「君が心をくれたから」7話あらすじ
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「君が心をくれたから」7話のあらすじネタバレを、お伝えします。
太陽の家に招待される雨
雪乃(余貴美子)を亡くした上に触覚を失うまで残り一日半となった雨(永野芽郁)を心配しながら「触覚が教えてくれることがあるはずだ」と告げる日下(斎藤工)。
そんな中、太陽(山田裕貴)の家に招かれた雨は、陽平(遠藤憲一)や達夫(螢雪次朗)ら従業員たちと食事をともにします。
途中、雨と一緒に招待された望田(白洲迅)と二人きりで、雨の五感の話をする太陽。
五感を失う病気は存在しないため、何かの病気の後遺症で感覚を失ったため五感全てを失うと勘違いしているのかも?との知り合いの医師から聞いた話を告げると、少し安心する太陽。
一方、二人が居ない席で、雨に見せるために今年の桜まつりで自分の作った花火をあげたいと言った太陽の話をする陽平。
ですが、桜まつりで音頭をとる長崎花火協会の会長の審査で認められなければならず、赤色を識別できない太陽にとってはかなり厳しい状況。
話を聞いた雨は思わず、太陽の花火が見たいからチャンスをあげて欲しいと陽平に頼むのでした。
雨に振られた望田を慰めていた春陽(出口夏希)は、サッカーをしている望田のためにチーム全員分のミサンガを作る約束をし雨も手伝うことに。
翌日、陽平は雨からの言葉を太陽に伝え、桜まつりの花火作りにチャレンジしてみるよう告げます。
春陽とミサンガ作りをしていた雨は、春陽が本当は花火師になりたかったのではないかと察し、いつどんなことが起きるか分からないから後悔しないようチャレンジしてみたらどうかと春陽を応援。
夜、家に帰ってきた太陽から、桜まつりの花火審査を受けてみないかと言われたけれど断ったと聞かされます。
審査まで35日しかなくて今年は無理だから来年の春に挑戦すると言われ、思わず来年は無理だと言いそうになりますが言葉を飲み込む雨。
触覚を失った雨
部屋にいた雨のもとに千秋(松本若菜)と日下に、太陽とのやり取りを告げて本当のことを言いそうになったと話す雨。
それに対し日下は、話さなくてもいつかは五感を失う病気がないことに気づき、雨に何があったのかと一生思い悩むことになるのだと指摘します。
そこに太陽がやってきたため、不安を抱えたままの雨は朝までずっとぎゅっとしていて欲しいと頼みます。
太陽に抱きしめられながらこの先目が見えなくなっても耳が聞こえなくなってもずっと愛していると雨が告げると「俺も愛してる」と答える太陽。
再びぎゅっと抱きしめる太陽のぬくもりを感じながら思わず涙がこぼれる雨でしたが、時計のカウントダウンは残り20分と10秒になっていて…。
朝、目覚めた雨が階段の手すりを必死に掴んで下に降りようとしますが、バランスを崩して落ちてしまいます。
音に驚いて駆け付けた太陽は雨の頭から血が出ていることに気づき救急車を呼ぼうとしますが、足を触りながら「違うの、感じないの」と答える雨。
病院に雨を連れて行くと頭部の傷は浅く脳に異常も見られないと言われますが…。
医師からの話を聞いた太陽は、ベッドに座っていた雨の後ろから近づいて肩に手をかけますが何も反応がありません。
「雨」と声をかけるとようやく振り向いたため、触覚を失っているのだと察する太陽。
医師のすすめもあって検査入院することになった雨に、本当は病気じゃないのだろうと尋ねる太陽。
ごまかそうとするものの、真剣な顔で雨に聞いてくる太陽を見た雨は日下の言葉を思い出し…。
太陽に「奇跡」を打ち明ける雨
太陽に全てを話す決意をした雨は「奇跡なの」と口にして日下と千秋を呼び出します。
突然背後に現れた2人に驚く太陽に、自分たちが案内人で2人の奇跡を見届けるためにいると告げる日下。
「奇跡」が何のことか分からず動揺する太陽に、太陽が事故にあって死にそうな時に現れた日下たちから五感を差し出せば太陽を救うことができると言われて受け入れたのだと笑顔で話す雨。
思考が追いつかず「そんな奇跡あるはずがない」と言い、日下と千秋が雨を騙しているのだろうと日下に掴みかかろうとしますが触れることができず倒れてしまいます。
そんな太陽の目に日下は奇跡を受け入れた際の映像を映し出したため、太陽は雨に起こっていることを現実として受け入れ茫然とします。
雨が夢を諦めたのも全て自分のせいだと察し、泣きながら日下たちに自分の五感を雨に渡すからそれで「奇跡」を終わりにしてほしいと頭を下げる太陽。
ですが、一度「奇跡」を受け入れれば五感全てを失うまで終われないと言われてしまいます。
その後、一人屋上に立った太陽は思わず柵を乗り越えて飛び降りようとしますが、現れた日下に止められて「奇跡」の最中に太陽が死ねば雨も死んでしまうと告げられます。
そこに、杖をついてヨロヨロと歩いて近づいてきた雨は自分は大丈夫だし後悔していないと太陽に伝えますが、自分なんて死んでもよかったのにと泣きながら答える太陽。
そんな太陽の背中に抱き着き、自分の人生を変えてくれた太陽には価値があるのだと伝えるのでした。
「君が心をくれたから」7話の結末
【コラム】『君が心をくれたから』象徴的な“雨”の演出 脚本家・宇山佳佑の小説と繋がる世界観https://t.co/3CjnNXmnIl#君が心をくれたから #永野芽郁 #宇山佳佑
https://t.co/3CjnNXmnIl— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) February 18, 2024
「君が心をくれたから」7話の結末のあらすじをネタバレします。
次に失われる五感とは?
家に帰りベッドの上に座っていた雨は自分に触覚がないことを改めて感じ、日下に触覚は幸せを確かめるためにあるのだと分かったと言う雨。
そして、次の感覚が時計に表示される時には、太陽と2人だけで居させて欲しいと頼みます。
0時近くなると雨は下にいる太陽のそばに行き、時計を見せながら次に奪われる感覚とタイムリミットが表示されることを説明。
今まで黙っていたことや心配を掛けたことを謝っていると0時になり、時計に目のマークが現れます。
タイムリミットは34日後と表示されているのを見て、その日が3月24日の桜まつり当日だと同時に気づく雨と太陽。
太陽は既に感覚のない雨の手を握りながら、雨の大切な物をたくさん奪ってごめんと謝ります。
すると、雨は太陽に左手を出すように言い、春陽が忘れていった糸で作った赤いミサンガを手首に結びます。
そして、一つだけと言い「あなたの花火をわたしに見せて」と頼み、見ることができたらそれ以上何もいらないと言う雨。
「赤い色なんかに負けるな」と励ます雨の言葉に、目が見えなくなる前に雨に花火見せるからと答える太陽。
泣きながら指切りをして約束をする2人でした。
「君が心をくれたから」7話の感想
「君が心をくれたから」7話の感想をお伝えします。
「君が心をくれたから」7話の感想
毎回そうなのですが、7話はこれまで以上に涙なくしては観ることができない回でした。
自分を責めてしまう太陽のことを考えると打ち明けられない雨。
ですが、伝えなくても五感を失っていく雨を目の当たりにして、何も考えないでいられるはずがないのも当然です。
打ち明けるタイミングとしても絶妙で、目と耳で太陽の反応や思いを感じることができる今だからこそだな~と。
雨も太陽も辛すぎるのは大前提なのですが、太陽を演じる山田裕貴さんの驚きや動揺、悲しみや絶望感の表情に引き込まれました。
触覚を失った人の演技って難しそうだと思ってはいましたが、涙が頬をつたっても拭わなかったり力の入れ加減が分からない感じだったり、観て初めて気づかされることが多かったです。
芽郁ちゃんさすがですね。
ただ、今は視覚を頼りに杖を持っていることや地面に足が付いていることが見えるので歩けるけれど、視覚が奪われたらそれもできなくなるのでしょうかね。
次回予告で、陽平が春陽にお母さんの写真を見せるシーンが登場。
ここでわざわざお母さんの写真っていうことはやっぱり千秋さん?と、2話の感想で思い浮かんだ考えが再びよぎってしまいました。
日下さんの過去に何があったのかも気になってます。
「君が心をくれたから」7話あらすじネタバレ・まとめ
「君が心をくれたから」7話のあらすじネタバレでした。
とうとう「奇跡」について全てを打ち明けた雨。
伝える方も伝えられる方も辛くて、どうしていいのか分からなくなります。
辛いながらも受け入れて自分のできることを考える太陽ですが、次に雨がまた五感を失った時どうなってしまうのか心配です。