ドラマ「VIVANT」9話のあらすじネタバレです。
テントが土地を購入している目的を知った乃木は、資金集めに手を貸します。
その後、ベキだけでなくノコルの信頼も得た乃木でしたが…。
「VIVANT」9話のあらすじネタバレ、感想や動画配信についてお伝えします。
VIVANT・9話のあらすじネタバレ
この後よる9時30分からは『日曜劇場「ＶＩＶＡＮＴ」祭り！第２部 第９話７９分ＳＰ 明かされる驚愕の真実！』。@TBS_vivant
父の息子への疑念。’宿命の兄弟’の対立。そして、父の過去とテント誕生の秘密とは—？#tbs pic.twitter.com/BElaMbtKYi
— TBS (@tbs_pr) September 10, 2023
「VIVANT」9話のあらすじネタバレを、ご紹介します。
土地購入の理由とは？
テントが3年前からテロを請け負うことで得た資金をバルカ北西にある土地の購入に充てていることを知った乃木（堺雅人）は、その土地にテントの全貌解明のヒントがあると推察。
そんな中、ベキ（役所広司）やノコル（二宮和也）、バトラカ（林泰文）、ピヨ（吉原光夫）との会食に招かれた乃木は、ベキのために赤飯を作ります。
久しぶりの赤飯に目を輝かせ「うまい」と噛みしめるベキを見て喜び、思わず薫と赤飯を食べた時のことを思い出す乃木。
翌日、全員でバルカ北西部まで馬を走らせると、土地購入の理由について話し始めるベキ。
3年前に大規模な地震が起き、その後ノコルの孤児院に居た少年が見物に来た際に裂け目を覗こうとして転落してしまったとのこと。
その後、転落した少年の遺体を引き上げるためにノコルが地下200メートルの深さまで降りて行くと、そこに純度99％のフローライトを見つけたのです。
その後の調査で一帯にフローライトが眠っていることが分かり、政府も他国の企業も気づいていないことから土地購入のために資金を集め始めたのだと説明。
全ての土地を買い占めるまであと一歩で、そうなれば半永久的に利益が入り孤児や貧しい人たちを救うことができると話すベキ。
ですが、残る区画はクーダンにも近く地価が高いため3000万ドル（日本円で42億円）必要とのこと。
2000万ドルは調達済で、残る1000万ドルのために近々石炭処理工場の爆破テロを請け負う予定だと乃木に明かすバトラカ。
乃木はベキのもとを訪れて、別班が把握している企業の機密情報を使い信用取引で利益を得る方法を提案します。
信用取引で購入した株の株価が返済期日までに下がれば、その差額分が利益となるのだと説明する乃木。
証券会社には別班の資金調達担当だった黒須（松坂桃李）に乃木が成りすますことで信用させると言うと、血を流さずに資金調達できるならと保証金を用意するよう指示するベキ。
資金調達に手を貸す乃木
拘束中の黒須からスマホを手に入れて日本企業の機密情報や不祥事、不正事案などのファイルを確認した乃木は、大鳥製薬の治験失敗の隠ぺいという不祥事に目を付けます。
黒須に成りすました乃木がハセガワ証券の担当者・西村（モロ師岡）に電話をかけて大鳥製薬の株30億円分を信用取引で購入。
その後、治験失敗の隠ぺいをリークするとニュースなどで拡散され、株価はどんどん下がっていきます。
ですが、隠ぺいしたデータを大鳥製薬が開示したことにより、ストップ安になる前に下落が止まってしまい…。
「どうするんだ」と責めるノコルをよそに、再び西村に電話をした乃木はさらに10億円分の株を購入する乃木。
乃木の思惑通り、午後からの取引で投資家たちが買いに走りスップ安に。
2日後、2100円だった株価は約半値の1200円にまで下がり、買い戻したことで20憶7000万円の利益に。
テロを請け負うことなく資金調達でき、ノコルも乃木を認めたかのように酒をつぎに近づきます。
ですが、本当の家族になるためにテントの歴史を教えて欲しいと申し出ると、話し始めるベキ。
バルカに渡った後のベキ
乃木家はたたら製鉄の御三家と言われていましたが、兄の寛道（井上順）が家業を継いだため卓（林遣都）は勉強を頑張り東大卒業後に警察へ。
その後、明美（高梨臨）と結婚し公安に配属されてバルカの任務に就いた卓は、表向き農業使節団の一員として活動し、その功績により人々から「ノゴーン・ベキ」＝緑の魔術師と呼ばれるようになったとのこと。
乃木が3歳になった頃バルカでのイスラム武装組織の活動が活発化し、農業使節団の中にスパイがいると察した組織が村が襲撃され人々が拉致されます。
なんとか隠れて難を逃れすぐさま公安に助けを求めヘリを待っていた卓でしたが、追ってきた武装組織を見たヘリは引き返してしまい…。
人身売買のため乃木は拉致され、拘束された卓と明美は拷問を受けます。
明美だけでも助けようと公安のスパイであることを打ち明けさせようとした卓でしたが、夫のために口外せず「私たちをこんな目に遭わせた人たちを許さない。復讐して」と言い残し牢の中で亡くなってしまった明美。
その後、公安が乃木卓の在籍記録も抹消したため撃たれて始末されることになりますが、当時17歳で武装組織の雑用をしていたバトラカが辛うじて命をとりとめた卓を助けたことで生き延びることができたのでした。
生き延びた卓は、乃木が生きていることを信じ何年も探し続けたと言います。
ですが、そこで村があった方角から来たという5，6歳の日本人の男の子がいたという情報を聞き出したものの、少し前に亡くなってしまったと聞き絶望する卓。
ベキとノコルの出会い
廃人のようになっていた卓を迎えにきたバトラカでしたが、妻だけでなく息子まで失った卓は食事も摂らなくなってしまいます。
卓の前に置かれたパンを貰いに男の子が近づいてきて、パンを貰った直後倒れてしまいます。
男の子は「おとうと」と指さし「ノコルをお願い…」と言い残しで息絶え、指さした先でまだ0歳のノコルを見つける卓でした。
ノコルに息子を重ねた卓は、ノコルを息子として育てることを決意します。
ノコルのおかげで生きる気力を取り戻したものの、内乱のせいで家畜や作物が全滅してしまっていました。
何年かぶりに家に戻った卓は、そこで乃木家の家紋が入った日本刀を手にします。
バトラカらも家族を守るために武器を調達してきますが素人で使い方も分からず…。
そんなバトラカの前で慣れた手つきで銃を扱った卓は、自身がスパイだったことを明かします。
そこに現れた武装組織を銃で反撃した卓がほかの人々にも銃の扱い方を教えたことで、近くの村から護衛の依頼が来るようになり12歳だったピヨも仲間に。
そんな中、護衛に出掛けた先で卓たちの車にコッソリ乗り込んでいたのが、家族を失って孤児となったアディエルでした。
アディエルの名前を聞いて驚いた乃木は、自分が助けてもらったことやジャミーンが日本で手術を受け元気でいることを伝えます。
すると、心配していたベキやノコルの顔に安堵の笑みが浮かび、アディエルが大人になるまでノコルと兄弟のように育てたことを話すベキ。
その後は結婚しテントには参加しませんでしたが、昔住んでいた家をベキがプレゼントしたとのこと。
つまり、乃木が看病を受けたアディエルの家は乃木が生まれた場所だったのです。
VIVANT・9話の結末のあらすじネタバレ
「VIVANT」9話の結末のあらすじをネタバレしていきます。
乃木がテントに来た本当の目的は？
その後、孤児たちを集め、卓がその場所を家族や仲間がキャンプをする際に集まるという意味を込めて「テント」と名付けます。
孤児が増えるにつれてお金を集めるために今のテントの形が生まれ、警察からマークされるようにとの依頼により乃木家の家紋を残すことになったとのこと。
ノコルは乃木に、日本でのテロは一度も起こしていないのになぜ別班がテントをマークし始めたのかと尋ねます。
それに対し、テントの最終目的が日本だとの噂が上がったと答えますが、寝耳に水な表情を見せるベキ。
日本に見捨てられて恨んでいるという噂が大きくなったのだろうと言い、今はもう恨みも忘れ実際日本へのテロの話も全て断ってきたと答えます。
そんな中、国土交通大臣から呼び出しを受けたノコルは、親友でフローライトの共同出資者であるベルーレ興産代表・ゴビ（馬場徹）と会い、乃木とバトラカも同席し大臣と面会。
すると、大臣はフローライトを見つけたんだろうと切り出し、国からの採掘権がなければ採掘はできないと指摘。
さらに、採掘権をムルーデルに与えるつもりはないと言い、土地の引き渡し交渉をしたいと売却提案書を渡されます。
ですが既に前職の大臣と採掘権を与えられていると主張してその書類を見せたため、驚きながら一旦は引き下がる大臣。
その後、なぜバレたのかとノコルを追及したゴビは乃木を疑い、裏切者を徹底的に探し出すよう要求。
アジトに帰ったノコルが乃木の通信記録を調べていると、乃木が射殺したはずの別班員・高田（市川笑三郎）、廣瀬（珠城りょう）、和田（平山祐介）、熊谷（西山潤）が生きていてリハビリする姿を発見。
拘束した乃木に近づいたベキは、自分に会いに来たのではなく別班員としてここに来たのかと追及。
追い詰められて口にしようとすると別人格のFが現れて「言うな！」と制止しますが「別班の任務でここに来ました」と口にしてしまう乃木。
「そうか」と残念そうな顔を見せながらも、次の瞬間刀を鞘から抜くベキでした。
VIVANT・9話の感想と視聴率
https://twitter.com/TBS_VIVANT/status/1700813769956606138?s=20
「VIVANT」9話の感想や視聴率をご紹介します。
VIVANT・9話の感想
今回は林遣都回でした！
銃を構えるビジュアルの美しさと言ったら…あのシーンはリピート必至です。
演技もさすがで、家族との幸せそうな顔から一転、妻を失った悲しみの顔、息子まで失ったと知った時の絶望の顔、生きる意味を見つけてそれを守るために闘う顔。
そのパートも絶妙で、卓→ベキに変化する役どころが林遣都→役所広司である意義を感じました。
これまでは断片的な回想シーンで出番が少なかったのですが、この回を見て林遣都起用でなければ埋まらない作品だったと思えるほど素晴らしかったです。
ベキと再会してからの乃木の語りの口調が気になっていましたが、やはり別班の任務だったと分かり合点がいきました。
ですが、フローライトを漏らした裏切り者が乃木だとは思えないんですよね。
別班の仲間を裏切っていないことは8話でのご飯の重さのくだりでベキは見抜いていたはずですから。
フローライトの利権をテントから奪うために、最終目的が日本だとデマを流してテントを別班にマークさせた人物がいるのでしょうか。
となると、ここで小日向文世さんや二階堂ふみさんが浮かんできてしまいます。
特に小日向さんは不倫相手だけで登場しただけで終わるのは勿体ない気が…。
野崎さんは既に乃木の意図を汲んで何か動いていると期待。
次週は最終話です。
これだけ豪華なキャストだと、サイドストーリーなどでもう1クールいけそうな気がしちゃいますね。
VIVANT・9話の視聴率
「VIVANT」9話の視聴率は、14.9％でした。
- 1話：11.5％
- 2話：11.9％
- 3話：13.8％
- 4話：13.4％
- 5話：14.2％
- 6話：14.3％
- 7話：14.1％
- 8話：14.9％
- 9話：14.9％
VIVANT・9話の見逃し動画配信は？
「VIVANT」の9話を見逃した場合の、動画配信についてご紹介します。
「VIVANT」9話はTVerやTBSFREEで1週間限定で見逃し配信されます。
中でもU-NEXTでは見逃し配信の他、31日間の無料トライアルで1話～最新話までイッキ見できちゃいます。
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※本ページの情報は2023年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
VIVANT・9話のあらすじネタバレまとめ
「VIVANT」9話のあらすじネタバレ、感想や動画配信についてご紹介しました。
ベキがバルカに渡ってからの詳細だけでなく、ノコルとベキの関係も明らかになりました。
今回は野崎さんやドラムの登場がなく、怒涛の展開でした。
次週が最終回で、乃木の真意や薫との関係も全てが明らかになって最後となると思うと寂しいです。
