ドラマ「ブルーモーメント」4話のあらすじをネタバレします。
5年前の災害時の灯を非難する記事が出て、SDMの存在意義を広めるために防災活動を行うことに。
子供たちへの防災教室に出向くと、そこには雲田の姉・真紀が車椅子に乗って現れ…。
「ブルーモーメント」4話のあらすじネタバレや感想をご紹介していきます。
「ブルーモーメント」4話あらすじ
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「ブルーモーメント」4話のあらすじネタバレを、お伝えします。
独自の防災活動を始める晴原たち
5年前に起こった災害時の灯(本田翼)の行動を非難する記事が出て、SDM反対派にいいように利用されるのを防ぐために存在意義を広めようと考える園部(舘ひろし)。
そのために独自の防災活動を始めることになり、半年前に台風直撃による被害を受けた千葉県の華原市で子供たちに防災教育を行うことに。
ハルカンのビジュアルで晴原(山下智久)らが子供たちと触れ合っていると市役所の地域振興課の担当者として雲田(出口夏希)の姉・真紀(石井杏奈)も車椅子に乗って現れます。
真紀は3年前に突然のつむじ風に雲田とともに巻き込まれ、その際の負傷で車椅子生活になっていたのでした。
その後の防災授業で、ダブルレインボーの予測はできるのかと尋ねる根岸航平(湯田幸希)。
不可能ではないと聞き隣に座る幼馴染の迫田実花(落井実結子)に話しかけるものの、怒って部屋を出て行ってしまいます。
航平によると、子供たちに絵を教えていた実花の祖父がダブルレインボーを見たことがあると話してくれ、みんなで一緒に見ようと約束したけれど半年前の台風で亡くなってしまったのでした。
実花のことが気になった雲田が後を追って行くと真紀が慰めていて、祖父に誕生日に買ってもらったという耳が取れかけたぬいぐるみを預かる雲田。
2人きりになると気まずい空気になり、自分のことは気にせず自分の道を進めばいいと言われ…。
フラッシュバックを起こす実花
防災実習が行われている間に預かったぬいぐるみのほつれを直した雲田でしたが、実花に渡すと「勝手なことしないで!」と投げ捨ててしまいます。
地面に落ちたぬいぐるみを見ていた実花は災害時の状況がフラッシュバックしてしまい、過呼吸に。
実花はもちろん他の子どもたちにも動揺が広がっていたため、予定は中止し明日に持ち越されることになるのでした。
ひかる(仁村紗和)は、何かしてあげたい気持ちは分かるけれど空回っていておせっかいになってしまっていると指摘。
その頃、園部は立花(真矢ミキ)らから記事の件を問題視されており、SDMの正式運用は先送りとする結論を言い渡されていました。
5年前に記事を握りつぶしたのが自分ではないことを立花に主張すると、近々SDMに入る人物が真偽を明らかにしてくれるだろうと告げるのでした。
翌朝、昨日のことで相談を口にした雲田に、おせっかいでも言い続けてくれる人がいるのは心強いはずだとフォロー。
その後、優吾(水上恒司)や早霧(夏帆)らも指揮車両に集まってくる中、危険予測プログラムが反応。
台風の進路が大きく変わり、予測よりも早く静岡に上陸するとともにその影響で千葉県に竜巻が起こる可能性が高いことが判明。
華原市周辺にも危険が迫っていて、避難指示や救急隊の出動を要請。
さらに、地元のテレビ局の協力を得て現場で中継を行うことによる注意喚起をすることになるものの、晴原は台風本体の解析も同時に行っていて中継は無理な状態。
無線で話を聞いていた雲田は、被災を経験している自分が一番怖さを伝えられると申し出るのでした。
中継で注意喚起を促す雲田
カメラの前に立った雲田は、竜巻が発生することを伝えると同時に3年前の突風で被災した際の状況を話し始めます。
バス停にいた雲田が離れたところにいた真紀に声をかけた直後、クレーン車が倒れ落下した鉄骨により真紀が負傷。
その時の情景を思い返した雲田は言葉が出てこなくなってしまいますが、目の前で見ていた真紀は「彩、頑張れ」と口にします。
その言葉に勇気づけられた雲田は、再び注意喚起を促し始めるのでした。
真紀に近寄った早霧は「サバイバーズ・ギルト」と言われる生存者の罪悪感について話します。
実際に被害に遭った人と同様に、実花や雲田のように自分だけが無事だったことに苦しむ人も多いのだと説明する早霧。
そんな中、富士平で航平らしき子供を見かけたとの通報があり、そこに実花の祖母がいることが判明。
数分後に富士平に竜巻が来るという予測が出ていて、すぐに保護するために航平を探す優吾たち。
その直後に竜巻が発生し、航平が巻き込まれたと思った実花はその場で倒れてしまいます。
「ブルーモーメント」4話の結末
「ブルーモーメント」4話の結末のあらすじをネタバレします。
警察統括責任者が交代
実花が目を覚ますと、航平の無事な姿が目の前に。
祖母まで被災して実花が悲しまないようにと様子を見に行ったとのことで、昨日作成した防災マップで安全な場所に避難していたのでした。
改めて、みんなで一緒にダブルレインボーを見ようと誘うと実花が首を縦に振り、晴原は竜巻もダブルレインボーも積乱雲から生まれると説明し授業の最後に見に行くと子どもたちに告げます。
一方、雲田は真紀に、心の底から笑える日が来るまでこれからもおせっかいをし続けると伝えます。
その後、一緒にダブルレインボーを見ながら雲田のためにも自分も前に進むと言い、これからも「頑張れ」って言い続けて欲しいと言う真紀。
本部では園部が上野(平岩紙)に、SDMの警察統括責任者の新任の資料を見せていました。
立花が神奈川県警に働きかけてねじ込んできた沢渡満(橋本じゅん)という人物で、しかも立花の夫。
その頃、街中で沢渡が晴原に話しかけてきて、週刊誌の記事を見せてきます。
沢渡は災害現場で危険区域に走る灯を止めたことを明かし、灯の姿を最後に見たのが自分であることを晴原に告げるのでした。
「ブルーモーメント」4話の感想
「ブルーモーメント」4話の感想をお伝えします。
「ブルーモーメント」4話の感想
被災して実害に遭った人はもちろんですが、目に見える傷を負っていなくても心の傷は根深いんですよね。
「頑張って」という言葉が重荷になって、ひかりが言っていたようにただのおせっかいになってしまうことも少なくないでしょう。
それでも家族や一番身近な人は、言い続けるだけでなくちゃんとそのために行動でもフォローもしてくれるからこそウザいけど心強くもあるという表裏一体。
優しさや心遣いって本当に難しいですね。
ハルカンビジュアルもたっぷり見られ、さらにいつもよりも長くてキャラが崩れかけてしまう場面まであって可愛かったです。
ヘリシーンやSDMの制服から「コード・ブルー」を連想することが多い「ブルーモーメント」ですが、ハルカンの時は「インハンド」の紐倉博士のよう!
新たに入ってくる沢渡は5年前に灯と会っていたということで、その辺りの新情報も出てきそうで興味深いです。
「ブルーモーメント」4話あらすじネタバレ・まとめ
「ブルーモーメント」4話のあらすじでした。
雲田が抱えていたトラウマが明らかになると同時に、ギクシャクしていた真紀との関係も元通りに。
子供たちに振り回されながらも大切なことを教える晴原、カッコよかったです。