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あゝ荒野簡単なあらすじと結末までのネタバレ・ラスト新次と健二の運命は?

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菅田将暉さん主演の映画「あゝ、荒野」。

アカデミー賞で数々の賞も受賞し、そのあらすじや結末に様々な考察がされています。

ラストシーンで、新次と健二に待ち受けていた運命はなんだったのか。

映画「あゝ、荒野」の簡単なあらすじと、結末までのあらすじネタバレをしていきます。

 

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あゝ、荒野簡単なあらすじ

「あゝ、荒野」の簡単なあらすじをご紹介します。

 

父親は自殺し母親にも捨てられた新次は、吃音症に悩んでいる健二と出会い、ボクシングを通して友情を育みます。

プロボクサーとなった二人に訪れる新たな試練とは?

そしてその先に待つ二人の運命を描いています。

見た目も性格も真逆な二人ですが、プロを目指し一緒に生活する中で、急速に心を打ち解け合います。

二人にやがて訪れる、究極の運命とはどんなことなのでしょうか。

あゝ、荒野(前篇)あらすじネタバレ・健二、そしてボクシングとの出会い

ここからは、「あゝ、荒野」のあらすじをネタバレしていきます。

まずは、前篇部分のネタバレです。

新次が堀口との出会いによってボクシングの道へ。

そしてそこでの健二との出会いが描かれます。

新次と健二、そして堀口が出会う

孤児院で育った新次(菅田将暉)は、そこで知り合った劉輝(小林且弥)と振り込め詐欺をして金儲けをしていました。

ある日、仲間の裕二(山田裕貴)の裏切りで劉輝は下半身不随に。

そして新次は他の仲間を刺してしまい少年院へ。

その後、出所した新次でしたが、仲間たちは既に足を洗い会社を経営していました。

 

一方、吃音症に悩みながらも理髪店で働く健二(ヤン・イクチュン)は店の前で、ボクシングジムのチラシを配っていた堀口(ユースケ・サンタマリア)と出会います。

そこに、星雲ジムでボクサーをしている裕二に復讐に来た新次。

あえなく返り討ちに遭い健二と堀口に介抱され、堀口は二人をジムに誘うのでした。

ですがその後新次は、新宿で知り合った芳子(木下あかり)という女性と関係を持ち、翌朝目を覚ますと有り金を全て持ち逃げされてしまいます。

ボクシングとの出会い

お金が無くなり仕方なく堀口の海洋拳闘クラブに行く新次でしたが、そこには健二もいて、二人でトレーニングをすることに。

真剣にサンドバッグに打ち込む新次を見て「本気でボクサーになりたいなら、外で人は殴るな」と言う堀口でした。

 

毎日、厳しいトレーニングを続ける新次と健二。

トレーニングの合間に、新次はジムのスポンサーの宮木(高橋和也)が経営する老人ホームで働き始めます。

二人の才能を見込んだ堀口は、プロテストを受けさせるために栄養学なども勉強させます。

さらに、宮木にトレーナーを雇って欲しいと頼みに行きますが、断られてしまうのでした。

 

ジムで一緒に寝泊まりしていた新次と健二は、次第に本心を話すように。

健二は自分の母親は韓国人であることや、ホステスをしていたが韓国で死んでしまったこと、父親の健夫(モロ師岡)から暴力を受けていた ことなどを打ち明けます。

それを聞いた新次は、母親に捨てられたことや父親が自殺してしまった ことを話すのでした。

健二のデビュー戦

プロテストを受け、合格した新次と健二

堀口は、新次には「新宿新次」、健二には「バリカン健二」とリングネームをつけます。

二人にトレーナーを雇うために、堀口は昼は清掃員、夜はホストとして働いていたのでした。

その後訪れた中華料理屋で、芳子が働いているのに気づく新次。

文句を言いながらも、仲良くなるのでした。

 

トレーナーの馬場(でんでん)が現れ、二人に厳しい指導を続けます。

そして、いよいよデビュー戦。

観客席には、スポンサーの宮木と秘書の京子(木村多江)の姿もありました。

打ち込んでくる相手に対し、健二は目をつむってしまい防ぐのがやっとでした。

一方的に打ち込まれ続け倒れてしまった挙句、気絶したフリをして負けてしまいます

新次のデビュー戦

新次の番になり、リングに上がった新次に声をかけた宮木。

その声に振り返った新次は、宮木の横に座る京子の姿を見て驚きます。

京子は、新次を捨てた母親だった のです。

複雑な思いを抱えながらも、12秒で相手をノックアウト勝ちするのでした。

 

芳子と街を歩いていた新次は、劉輝が裕二と仲良さそうにしているのを目撃。

その後、トレーニング中に裕二と遭遇した際にも、劉輝は許してくれたことを新次に話しますが、そんなことは関係ないと言う新次。

 

次の試合は、裕二を最初に殴りに行った際に止めに入り殴ってしまった神山でした。

裕二が見に来ていることを知らされた新次は、サウスポーの神山に対し、自分もサウスポーになり挑発。

ムキになった神山にカウンターを食らわします。

倒れた神山に、さらに殴り続けて止められながら「次はお前をぶっつぶす!」と何度も裕二に向かって叫ぶのでした。

 

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あゝ、荒野(後篇)あらすじネタバレ・裕二に復讐することはできるのか?

「あゝ、荒野」のあらすじを、引き続きネタバレしていきます。

ここからは、後篇のネタバレです。

いよいよ裕二との試合が決まり、トレーニングに明け暮れる新次。

一方で健二は、父親との再会や新次への憧れから、ジムを移籍してしまいます。

健二の父親が新次の父親を死に追いやった?

裕二に勝つためにトレーニングに明け暮れる新次でしたが、裕二も順調に勝ち星をあげ注目のボクサーとなっていました。

 

ある日、健二は本屋で倒れている妊婦の恵子(今野杏南)を助けますが、胎児は亡くなってしまいます。

恵子川崎が主催する自殺防止の会に入っていて、川崎と関係を持っていたのでした。

ですが、自殺に囚われていた川崎は、自分が主催したイベントの場で公開自殺をしてしまったのでした。

 

そんな中、母親の京子から、健二の父親が自分の父親を自殺に追い込んだ張本人 であることを知らされます。

健二の父親の健夫は、元自衛官で戦地に赴いた後帰国後に部下を何人も自殺に追いやっていたのでした。

複雑な思いを抱える新次でした。

 

その後、健夫から面会の申し入れがあったと言われ、一人で会いに行った新次。

健夫は、持ち場から逃げた新次の父親たちを1週間拘束して制裁を加えたことを認めます

自分が癌であることも打ち明ける健夫でした。

芳子の過去

新次と健二、芳子の三人は海に遊びに出かけます。

そこで芳子は、幼い頃に母親から買ってもらった靴を海に投げ捨てます。

芳子は東日本大震災で被災し、脚をケガして障害を負った母親と仮説住宅で暮らしていましたが、母親を置き去りにして逃げてしまったのでした。

帰り際浜辺を歩いていると、さっき投げ捨てたはずの靴が浜辺に引き戻されているのを見つけます。

過去から逃れられない何かを感じる芳子でした。

 

裕二との対戦が決まったと聞き、興奮する新次。

そんな中、宮木が地主の石井を連れて見学に来ます。

石井がジムを潰して倉庫にするつもりだと宮木から聞かされた堀口は、いいところを見せようとします。

すると、ボクシングに興味を示し、健二と話をする石井でした。

健二の思い

試合が決まり、トレーニングや減量に励む新次でしたが、車椅子バスケをする劉輝に会いに行きます。

裕二と試合をすることを伝えると、既に裕二から聞いていた劉輝。

なぜ裕二のことを許せるのかと問う新次に、裕二が自分のためにお金を貯めてくれていることを話します。

ガッカリしながらも「アイツを殺すから」と言い捨てる新次でした。

 

健夫の面倒を見ているマコトが健二を訪ねてきて、健夫の元につれて行きます。

久しぶりに再会したものの、お互いに分かり合えないまま別れる健二。

ジムに帰り、改めて新次のようになりたいと思う健二でした。

 

新次の試合まであと3日となり、新次とスパーリングをやりたいと言い出す健二。

いつもとは違う、健二の気迫を感じる新次や堀口たち。

裕二との対決

新次に宛てて手紙を書く健二。

そして裕二との試合の日。

観客席には劉輝の姿もありました。

 

激しく撃ちあう中、脚を狙ったり体を持ち上げたりと反則気味の行為を繰り返す新次。

お互いにムキになり、冷静さを欠いた状態で試合は進みます。

減点を食らいながらも、3年前の裕二の仕打ちを思い返しながら向かって行く新次。

最後はお互いにフラフラになりながらも、新次が優勢気味に打ち込み判定勝ち します。

 

試合後、健二が山寺ジムに移籍したことを聞かされます。

石井が紹介してくれたのでした。

新次に宛てた手紙には「新次とグローブを交えたい、戦いたいのだ 」という気持ちが書かれていました。

健二との試合が決まる新次

移籍後、勝ち星をあげる健二でしたが、試合を見にきていた恵子とホテルへ。

関係を持とうとするものの、途中で止めてしまい「僕はあなたとは繋がれない」と言う健二。

 

一方、芳子は新次の前から姿を消します。

宮木は金策に駆け回っていたものの上手く行かず、ジムは立ち退くことに。

スッカリ生きる意味を失くす新次。

 

連戦する健二でしたが、次の試合相手が気に入らないと言いトイレに引きこもってしまいます。

石井が話を聞くとようやく出て来るのでした。

 

新次を訪ねてきた堀口が、次の試合を最後にジムを撤収することになったと伝えに来ます。

次の相手は、健二 でした。

 

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あゝ、荒野結末のあらすじネタバレ・新次と健二の辿り着く先は?

「あゝ、荒野」の結末のあらすじネタバレをご紹介します。

ラストまでのネタバレとなります。

移籍後勝ち星をあげる健二は、新次との対戦を強く望みます。

その裏には、ボクシングで戦うことで新次と繋がりたいとの思いも…。

試合当日

新次と健二の試合の日、ジムを片付ける堀口たち。

その頃、マコトは健夫を連れて試合会場に向かっていました

会場内には、京子や芳子の姿もありました。

 

試合の時間になり、お互いにリングの上で再会する新次と健二。

開始前の挨拶の際にも、お互いに顔を見ようとしませんでした。

そしてゴングが鳴ります。

第一ラウンドから、健二のパンチがボディに決まり、既にフラフラになる新次。

第二ラウンド以降も、激しい攻防が続きます。

健二のパンチが立て続けに決まり、意識を失いそうになった新次でした。

戦い続ける新次と健二

次のラウンドになり、息を吹き返したようにパンチを繰り出す新次。

そこにマコトに連れられた健夫が会場内に。

目は見えないながらも、健二が戦っていることを察した健夫は、タバコをくわえながら「健二、やれ」とつぶやきます。

ですが、新次を対戦相手として憎み切ることができなかった健二は、新次のパンチを一方的に受け続けます

狂ったように打ち続ける姿を見て、涙目になりながら見守る芳子。

一方で「殺せ!」と叫ぶ京子。

何十発も撃たれながらも耐える健二でしたが、とうとう倒れてしまいます。

倒れた健二に駆け寄る堀口と馬場。

それでも「来いよ、兄貴」との新次の声に反応し、再び立ち上がるのでした。

その時、観客席にいた健夫は、動かなくなります

 

ベッドに横たわる遺体に白い布を掛ける医師。

死体検案書の氏名の欄に「二木健」の文字 が。

 

全篇通して、ボクシングのシーンは本番さながらで見ごたえがありました。

中でもラストの新次と健二の打ち合いは壮絶で、目をそむけたくなるほど。

その中でも感じたのは、リングの上の二人とは別に、観客席にいた健夫や芳子、京子や宮木などの反応でした。

それぞれの立場の違いや思いの違いがストレートに表現されていて、二人を応援しているにも関わらず、リング上の二人は二人だけで戦っているんだな~と思わされました。

ラストに関しては、健二が死んだかのように思わされる演出でしたが、原作では健夫が死んだことになっています。

この原作の終わり方にもいくつかの考え方があるようなので、あえてどちらとも取れる演出にしたのではないでしょうか。

健二の強い者への憧れや、自分という存在を認めて欲しい、愛して欲しい、せめて気づいて欲しいと願う思いが拳に込められていて、涙が出ました。

その気持ちを受け取ったからこそ新次も、気を失いかけてまで本気で拳を健二に振り続けたのですよね。

 

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あゝ荒野簡単なあらすじと結末までのネタバレ・ラスト新次と健二の運命は?まとめ

「あゝ、荒野」の簡単なあらすじと、結末までのあらすじネタバレをお届けしました。

ラストは意味深な終わり方で、様々な感想を持たれた方もいたと思います。

登場人物それぞれの思いや視点で観ると、感じ方も変わる結末なのではないでしょうか。

 

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