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思い出のマーニー簡単なあらすじとネタバレ・結末で分かるマーニーの正体とは?

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2014年に公開されたジブリ映画「思い出のマーニー」。

杏奈とマーニーの交流を描いたあらすじがとても感動をを呼びます。

結末で、二人の関係がどうなるのかが見どころの一つです。

映画「思い出のマーニー」の簡単なあらすじと、結末までのあらすじネタバレをしていきます。

思い出のマーニー簡単なあらすじ

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「思い出のマーニー」の簡単なあらすじをご紹介します。

孤児の杏奈は養女として育てられるものの、次第に心を閉ざした上に喘息を患ってしまいます。
療養のために訪れた海辺の田舎町で、マーニーという少女と出会う杏奈。マーニーも同じように孤独を抱えていることを知った杏奈は、打ち解けて友情を深めていきます。
ですが二人にはやがて別れが訪れ…

 

少女二人がお互いに抱える悩みを打ち明け合い、友情を育んでいきます。

不思議な少女、マーニーの正体は?

思い出のマーニーあらすじネタバレ・湿っ地屋敷で出会った少女マーニー

https://twitter.com/kinro_ntv/status/1246046476775469058

ここからは、「思い出のマーニー」のあらすじをネタバレしていきます。

杏奈は療養先の田舎町で、マーニーという不思議な少女と出会います。

二人は急速に仲良くなっていくのでした。

田舎町に療養に行く杏奈

幼い頃に両親を亡くした杏奈は、頼子に引き取られ養女として育てられます

成長するにつれ、感情を表に出さなくなってしまった杏奈を心配する頼子。

頼子のことも「おばちゃん」と呼ぶようになってしまいます。

 

絵を描くのが好きな杏奈でしたが、写生の授業の際に喘息の発作で倒れてしまいます

主治医から、空気のきれいなところで療養することを勧められた頼子は、杏奈を親戚の大岩清正とセツ夫妻の家に預かってもらうことに

大岩家に着いた杏奈は、鞄の中に頼子が入れた何枚ものハガキが入っていることに気づきます。

手紙もあり「何でもいいのであったことを書いてください」と書かれていました。

早速杏奈は大岩家に到着した報告を書き、ハガキを出しに出かけるのでした。

湿っ地屋敷

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郵便局からの帰り道、入江の先に古い大きな屋敷を見つけた杏奈。

見た途端知っている気がして中に入ってみますが、人の気配はありませんでした。

返ろうとすると潮が満ちていて渡れなくなっていましたが、十一という無口で有名な老人に助けられます。

家に帰り清正とセツに屋敷の話をすると「湿っ地屋敷」と呼ばれ、今は誰も住んでいないことを聞かされます。

その夜、杏奈は屋敷の夢を見、その中では金髪の少女が屋敷の中にいるのを見かけるのでした。

 

七夕祭りの日、近所の一つ年上の信子と一緒に行くことになった杏奈。

いろいろと詮索してくる信子に戸惑っていた杏奈でしたが、短冊に書いた願い事まで見られてしまいます。

そこに書いた「毎日普通に過ごせますように」の普通の意味を聞いてくる信子。

さらに、杏奈の目の色がブルーであることに気づいて指摘され、思わず「太っちょブタ」と言ってしまいます。

そしてその場から逃げ出してしまうのでした。

マーニーとの出会い

杏奈は両親が相次いで亡くなった際、親戚の誰も杏奈を引き取ろうとせず押し付け合うのを聞いていました。

そのことがきっかけで「私は私が嫌い」と自分を否定するようになってしまっていたのです。

 

逃げ出した杏奈は入江でボートを見つけ乗り込みます。

屋敷を目指して漕いでいましたが、途中でオールが動かなくなり焦る杏奈。

そこに「ロープを投げて」と声がして見ると、夢の中に何度も出て来た金髪の少女がいて、助けてくれたのでした。

二人で屋敷に行った後、ボートで送ってくれたマーニーは、二人のことは永久に二人だけの秘密 だと言います。

思い出のマーニーあらすじネタバレ・

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「思い出のマーニー」のあらすじを、引き続きネタバレしていきます。

湿っ地屋敷に住む少女マーニーと出会った杏奈は、心を打ち解けていきます。

姿を消すマーニー

杏奈とマーニーは、お互いに相手のことを聞き合います。

その後、屋敷でのパーティに誘われた杏奈は、戸惑いながらも花売り娘として入り込みます。

 

翌日、自分が描いたマーニーのスケッチを見て、マーニーのことを忘れそうになっていることに気づく杏奈。

急いで湿っ地屋敷に向かいますが、マーニーの姿はありません。

その後も探しますが、何日も会えない日が続きます。

そんな中、杏奈は湿っ地屋敷の絵を描いている久子という女性と知り合います。

久子から、湿っ地屋敷に人が入るため改修工事が進んでいると聞かされた杏奈。

慌てて屋敷に向かうと、二階の窓から顔を出した女の子が杏奈を見て「あなたマーニー?」と尋ねてくるのでした。

引っ越してきた彩香との出会い

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女の子は彩香といい、湿っ地屋敷に引っ越してきた子でした。

屋敷に招き入れられた杏奈は「あなたマーニーでしょ」と聞かれます。

否定した杏奈はなぜマーニーを知っているのかと尋ねると、一冊の日記を差し出す彩香。

中を開くと、そこには杏奈との思い出が書きこまれていました。

マーニーは自分が作り出した空想だと言う杏奈でしたが、彩香は探してみると言うのでした。

翌日、マーニーのスケッチをしていると「それあたし?」と声がしてマーニーが現れます。

マーニーと再会する杏奈

杏奈は自分が孤児であることや、養母である頼子が自分を育てるために給付金を貰っていることを話します。

自分が本当の子どもだったら貰えないお金であり、そのことを自分に隠しているのだと打ち明ける杏奈。

するとマーニーは、自分の話を打ち明けます。

ばあやがわざと髪を強くとかしたり、ねえやたちからイジワルをされお化けが出ると脅されてサイロに閉じ込められたりすることを話すマーニー。

そのせいで、サイロが何よりも怖いのだと言います。

話を打ち明け合った二人は抱きしめ合って「マーニーのことが一番好きだよ」と告げる杏奈。

そして、今からサイロに行ってお化けなんて出ないことを確かめようと言い、二人でサイロに向かうのでした。

途中なぜか、杏奈のことを幼馴染みの和彦と間違えるマーニー。

思い出のマーニー結末のあらすじネタバレ・マーニーの壮絶な過去と正体は?

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「思い出のマーニー」の結末のあらすじネタバレをご紹介します。

マーニーのトラウマを克服させるために、サイロに一緒に向かう杏奈。

マーニーの正体は一体?

サイロに向かう杏奈とマーニー

嵐が近づく中、サイロに向かった杏奈とマーニー。

怖さを克服して登ったものの怯えてしまうマーニーを励ます杏奈でしたが、雨が降ってきて雷も鳴り始めます。

二人で寄り添っているうちに、眠ってしまう杏奈。

泣いているマーニーを和彦が助けに来るところを夢に見る杏奈でしたが、目を覚ますとマーニーの姿がありません。

自分を置き去りにして行ってしまったとショックを受けながら、外に飛び出す杏奈。

 

嵐を心配した彩香は、父親と一緒に杏奈を探しに出かけます。

すると、ひどい熱を出して倒れている杏奈を見つけるのでした。

マーニーとの別れ

熱にうなされながら、マーニーの夢を見る杏奈。

置き去りにしたことを非難する杏奈に、屋敷を離れなければいけないことを打ち明け、許して欲しいと涙を流すマーニー。

それを聞いた杏奈も泣きながら「もちろん許すわ」と叫び、ずっと大好きだと言うのでした。

 

熱が下がった杏奈の元に、彩香が訪ねてきます。

サイロのことをよく覚えていない杏奈でしたが、一枚の小さな絵を見せる彩香。

湿っ地屋敷を描いたその絵の裏には、久子の名前が書かれていました。

マーニーの過去

杏奈は彩香とともに久子に会いに行き、マーニーのことを教えて欲しいと頼みます。

マーニーは幼いことから両親にほったらかしにされていて、お手伝いさんからもイジメられていたのでした。

その後、札幌に移ったマーニーは幼なじみの和彦と結婚し、絵美里という女の子が生まれたと言います。

ですが、和彦が病気で亡くなった後マーニーも心身を病み、サナトリウムに入ったのでした。

そのため、絵美里を育てるのは困難で、全寮制の小学校に入れられたことでマーニーのことを恨んでいたため、家出してしまいます。

絵美里はその後結婚して子供を産みますが、交通事故で子供を残して夫婦で亡くなってしまったのでした。

子供はマーニーが引き取ったものの、病気で亡くなってしまったと聞かされた杏奈。

マーニーの正体

頼子が迎えに来て、杏奈を養育するための給付金を貰っていることを打ち明けます。

「お金を貰っていてもいなくても、あなたを想う気持ちは同じ」だと言う頼子に抱き着く杏奈。

そして頼子から一枚の写真を受け取ります。

杏奈が施設に居た頃、その写真をずっと握りしめていて、杏奈のおばあさんの物だと聞かされる杏奈。

裏を見ると「私の大好きな家 マーニー」と書かれていました。

マーニーは、杏奈の祖母だったのです。

 

帰る前、久子に会いに行った杏奈は、頼子のことを「母です」と紹介するのでした。

思い出のマーニー簡単なあらすじとネタバレ・結末で分かるマーニーの正体とは?まとめ

「思い出のマーニー」の簡単なあらすじと、結末までのあらすじネタバレをお届けしました。

自分の生い立ちが原因で存在を肯定できずにいた杏奈でしたが、祖母のマーニーの話を聞き、全てがほどけていったようです。

そして、頼子の気持ちを改めて感じたことにより、自分だけが感じていた疎外感から解放されたのですね。

 

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