ドラマ「シッコウ!!」3話のあらすじをネタバレします。
公団住宅の明け渡しに執行補助者として立ち会うことになったひかり。
鍵を開けることができないため、ベランダづたいに窓から入ることになり…。
「シッコウ!!~犬と私と執行官~」3話のあらすじネタバレや感想、視聴率などをご紹介していきます。
「シッコウ!!」3話あらすじ
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「シッコウ!!」3話のあらすじネタバレを、お伝えします。
パチンコ店の執行
ひかり(伊藤沙莉)のアルバイト先である保護動物カフェにまで現れた小原(織田裕二)と栗橋(中島健人)。
次の日曜に再度執行補助者を依頼されるひかりでしたが、その日は保護犬の譲渡の日だから無理だと断ります。
横で話を聞いていた店長の千尋(ファーストサマーウイカ)は、犬が差押えの際の動産にあたることを知っているため嫌悪感をあらわに。
仕方なく連絡先を置いて帰った小原でしたが、犬嫌いなのに保護犬カフェまで来たことが気になるひかり。
気になったひかりは早番勤務を終えて裁判所の執行官室を訪ねます。
すると、入れ違いに帰ってきた小原が、パチンコ店「ブルドッグ」の動産執行の案件について室長の日野(勝村政信)に報告。
「大江戸電気」が請け負った工事代金である債権額の800万円を売上金で差押えようとの考えを伝えると、持ち逃げされる危険を考えて渋川も執行補助に就くことに。
さらに、店名からも金庫室などに屈強なブルドッグが何頭もいるという噂を懸念する小原でしたが、ひかりの顔を見て目が輝きます。
閉店後に「ブルドッグ」を訪れた小原たちは、執行官であることを告げて応対した従業員・塚原(山本栄司)の制止を遮って入店。
現在売上金の収納中だとのことで金庫室に入りますが、犬のいる気配はなく…。
そこに、塚原から知らせを受けた会計部長の中山壱郎(大堀こういち)が慌てて駆け付けます。
その日の売り上げは730万円ほどありましたが、全額差押えられると明日からの営業ができないため600万円にしてくれないかと土下座をして懇願する中山たち。
ですが、値切ることはできないのだとキッパリ断って、735万円差押える小原。
公団住宅の執行に向かう小原とひかり
後日、再びひかりは執行補助者として小原に付き添い、公団住宅へ出向きます。
債務者の矢上遼一(高橋光臣)は、家賃不払いによって部屋の明け渡しを求められているとのこと。
チャイムを鳴らしたものの応答がなく遼一の従妹・理那(横田美紀)の立ち合いのもと鍵開けをすることになりますが、中から細工をしているようで砥沢(六角精児)でも開けることができません。
困っていると、ひかりが子どもの頃に中から鍵のかかった部屋に入るために隣の部屋のベランダからつたって部屋に入ったエピソードを聞いた小原は同じ方法で入室しようと考えます。
小原とともにひかりも鍵開けのためにベランダをつたって行き遼一の部屋に到着すると、ベランダの窓は施錠されておらずそのまま部屋の中へ。
玄関のドアは思った通り、中からしか施錠できない鍵がいくつもついていて、メインの鍵までワイヤーやガムテープでロックされていました。
部屋の中だけでなくベランダまでゴミだらけで、飼育は禁止されている猫も。
2つ目の部屋に入ると、両親の遺影や位牌があり、そのすぐそばの布団から人の足が見え驚くひかり。
布団をめくると、猫を抱いた遼一の姿があったのでした。
入院することになる遼一
小原が動産の差押えと部屋の明け渡しのために来たことを告げると、咳込みながら「もうおしまいだ」と涙を流します。
理那が遼一のそばに来ると顔を見るなり泣きながら「見るなよ」と言い、理那を呼んだことを怒り出す遼一。
ですが、咳込んでしまった遼一を見た理那が病院に連れて行きたいから執行を待ってもらえないかと小原に頼んできたため、小原は一旦持ち帰ることに。
遼一は父親を亡くした後、高校生の頃に母親が倒れ介護生活を余儀なくされます。
その後、就職したものの母親の介護のために時短勤務を申請しますが退職を迫られて無職となり、母親が亡くなった後は引きこもって猫を飼うようになったとのこと。
遼一の弱り切った姿を見たひかりは、複雑な感情を抱きます。
遼一が入院している間に、理那が取り仕切って部屋を明け渡します。
さらに、何匹もいた猫は、千尋の店に引き取られることに。
「シッコウ!!」3話の結末
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「シッコウ!!」3話の結末のあらすじをネタバレします。
ひかりのことを気に掛ける小原
帰り際、犬の散歩に出たひかりと遭遇した小原は、振り回して悪かったと謝ります。
執行補助者として執行の場に立ち会い、人の極限状態の部分を目にすることでひかりの心が弱ってしまうことを気にしていた小原。
ひかりは、いつもは目にすることのない人の感情がむき出しになったところを見ると心が痛いしざわざわすると答えます。
すると、理想を持って執行官になった小原もまた、執行の際には心が痛いしざわざわすることもあると返します。
それでも、人が人生をリスタートするためのきっかけを作るための仕事なのだと、執行官について語る小原。
そして、ざわざわする心は執行官にとって大事なものだと思うから、またいつか一緒に仕事をしたいと言います。
嫌なら友達でもいいと言い「また一緒にざわざわしよう」と言うのでした。
その後、退院した遼一が保管庫に荷物を取りにきたことを栗橋から聞かされた小原。
猫のことが気になっていた遼一は理那とともに保護動物カフェにいきますが、きちんと飼育できる保証がなければ元の飼い主でも渡すことはできないと告げる千尋。
諦めて猫をゲージに戻し、生きていても仕方がないと泣き出す遼一に「終わりかもしれないけど始まりでもないですか?」と声をかけるひかり。
千尋も、すぐに飼うことはできなくても預かりボランティアという方法もあると言い、飼えるようになったらまた迎えにくればいいと応援。
理那にも「大丈夫だよ」と声をかけられて、前向きになるのでした。
後日、ひかりの向かいの部屋に新しい住人が引っ越してくることになり、現れた住人が栗橋で驚くひかりでした。
「シッコウ!!」3話の感想と視聴率
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「シッコウ!!」3話の感想や視聴率をお伝えします。
「シッコウ!!」3話の感想
小原さんの言う通り、執行の現場って本当に人の極限状態だな~と思います。
普段見せることのない取り乱した姿も見ることになるし、だからこそ、いとこの理那に見られたくなかったという遼一の気持ちもすごく理解できました。
そんな姿を目の当たりにしたら、ただでさえ共感性高そうなひかりには辛いでしょうね~
でも、小原さんの言う「ざわざわする心が執行官には大事」という言葉の意味も何となく分かります。
医療従事者の人が人の死に慣れたらダメみたいな感じでしょうか。
共感し過ぎても自分の心が壊れそうですが、適度に揺れ動くのは必要なのかもしれませんね。
そんなシリアスな内容だからこそ、小原さんとひかりの軽妙なやり取りに加え、栗橋くんの癒しは重要!
ひかりの向かいの部屋に引っ越してきて、今後栗橋くんとひかりの掛け合いが増えることに期待したいです。
「シッコウ!!」3話の視聴率
「シッコウ!!」3話の視聴率は、9.2%でした。
- 1話:9.6%
- 2話:8.7%
- 3話:9.2%
「シッコウ!!」3話あらすじネタバレ・まとめ
「シッコウ!!~犬と私と執行官~」3話のあらすじネタバレでした。
母親の介護を終えて引きこもりになってしまった遼一の話は、かなりリアルでひかりと同じくざわざわしてしまいました。
メンタル強くないとできない仕事だな~と思いながらずっと見ていたので、コメディ要素強めな感じがちょうどいいです。
次週からは栗橋くんの登場も多くなりそうで嬉しいですね。