ドラマ「VIVANT」最終回10話のあらすじネタバレです。
別班員として潜入したことを明かした乃木に、刀を抜いたベキは驚くべき行動に。
また、フローライトの情報を流したのは誰なのでしょうか。
「VIVANT」最終回10話のあらすじネタバレ、感想や動画配信についてお伝えします。
VIVANT・最終回10話のあらすじネタバレ
この後よる9時からは『日曜劇場「VIVANT」 最終回!79分SP あの日見た、夢の終わりに…[終]』。@TBS_vivant
愛を探す冒険がついに完結!40年の時を超えた、大逆転劇!そして親愛なる父との別れ…考察隊の皆様に感謝!全ての伏線を回収いたします。#tbs pic.twitter.com/FyXJPEvkeq
— TBS (@tbs_pr) September 17, 2023
「VIVANT」最終回10話のあらすじネタバレを、ご紹介します。
乃木と黒須の運命は?
「別班の任務でここに来ました」と告白した乃木(堺雅人)の言葉を聞いて刀を抜いたベキ(役所広司)でしたが、その刀で乃木が吊るされたロープを断ち切ります。
その行動に一同は驚きノコル(二宮和也)は実の息子だからと言って助けるのかと食ってかかりますが、全てを知った上で生かしておいたと答えるベキ。
ヤスダ(音尾琢真)の不正を暴いた際に米の重さを言い当てた乃木を見たことで、黒須(松坂桃李)に銃を向けた際も弾が入っていないことに気づいていたことを指摘。
さらに、バトラカ(林泰文)に残り4人の別班員の生存も確認させていて、仲間を裏切っていなかったことで別班員として潜入していることも分かっていたと話すベキ。
「私を殺すつもりだったのか」という問いに「はい」と即答した乃木は、日本に危険を及ぼすと判断した時は即時射殺するつもりだったと告白。
ですが、ジャミーンのお見舞いに行った際、ベキの写真を見て嬉しそうに微笑んだことからアディエルの「ジャミーンは人の善悪を見抜く力がある」との言葉を思い出した乃木。
テントの真の実態を知るべく潜入することを決意した乃木は櫻井(キムラ緑子)だけに作戦を報告したのでした。
野崎(阿部寛)には発信機の電波を復活させて残して呼び寄せたのち、会合場所を櫻井から野崎が可愛がっていた後輩「リュウ・ミンシュエン」の名で送信してもらい別班員4人が発見されるよう仕組んだ乃木。
銃撃戦のやり取りが映ったカメラも残っていたため、飛行機内での「あなたは鶏群の一鶴。眼光紙背に徹す」の言葉を思い出した野崎。
最後に別れた際に乃木が言った「スネイプ社との商談がある」を思い出し、それがハリーポッター好きな自分に対して裏切者に見せかけて敵に潜入していたスネイプを指すと察して別班員たちが死んだと見せかけるよう手配したのでした。
そこまで明かした乃木がなぜ分かっていて自分たちをそのままにしたのかと聞くと、仲間のために決して口を割らなかった黒須も含め生かしておく価値があると思ったと答えます。
テントの真の目的を知れば乃木も力を貸してくれると信じたベキに、テントがフローライトによって資金を得ることで日本がテロの標的となることから免れるため協力する利があると協力を承諾する乃木。
横で吊るされていた黒須も縄を解かれ、乃木と黒須に力を貸して欲しいと頭を下げるベキでした。
フローライトの情報を流した人物は?
翌日、国土交通省との会談に出席した乃木と黒須、ノコル、ピヨ(吉原光夫)、ゴビ(馬場徹)。
そこには国土交通大臣・エイン(Batmend Baast)だけでなく外務大臣のワニズ(河内大和)やバルカの日本大使・西岡(壇れい)、エネルギー事業開発会社であるオリベ化学・蘇我()も出席していて、提案があると言うワニズ。
開発に協力する代わりにオリベ化学に採掘権の15%、政府に10%譲渡してほしいと申し出ます。
さらに、経産省も了承済だと言い、オリベ化学が持つ技術やノウハウを無償で提供する代わりに日本に優先的にフローライトを輸出してほしいと言う西岡。
一旦持ち帰りベキらと協議をする中で、経産省の動きが速いことが気になることやワニズと西岡の関係性からもかなり早い段階からフローライトの情報を掴んでいたのでは?と指摘する乃木。
乃木の意見にノコルも同意し、内通者が見つかるまでは調印を待つことに。
その後、太田(飯沼愛)の調べで、ゴビの秘書であるジャンがワニズに情報を流していたことが発覚。
ジャンの不始末を問い詰めようとするゴビでしたが政府に動きが悟られないよう監視を続けることになり、調印の際には財務省に新たな部署を用意させ資源開発担当の特別長官にノコルを就任させるよう要求しようと考えるベキ。
調印の日、それぞれに署名をし終えたかと思うと、なぜかゴビがワニズの方に行き再び署名をします。
ベルーレの採掘権30%を政府に売却して政府とともに開発をするというゴビの言葉に驚くノコル。
政府とオリベ化学合わせて55%となるため採掘の主導権を主張するワニズは、先ほど了承した特別長官の解任も要求すると言い採決を行います。
ですが、挙手したのはゴビとエインのみで、西岡と蘇我は挙手を拒み…。
そこに、チンギス(バルサラハガバ・バタボルド)やドラム(富安ドラム)たちを引き連れた野崎が現れます。
乃木やベキの決断とは?
乃木たちは調印式の前に、太田のハッキングによりジャンがワニズにメールを送信した際のPCのカメラ映像を入手していました。
そこには、ジャンに後ろから指示を送るゴビの姿が!
土下座をして謝るノコルをベキが抱きしめ、乃木が近寄ってノコルを立たせます。
ゴビとワニズ、エインの3人が初めからグルだったことが判明したことで、西岡とオリベを引き入れることしか手が無くなったベキたち。
1人部屋の中で浮かない顔をする乃木の前に別人格のFが現れ「迷いはない」とFに告げた乃木はベキの部屋に向かいます。
一つだけ打開策があると言い、目に涙をためながらベキがテントのリーダーとしてバルカの人たちを守ってきたことを誇りに思うと伝える乃木。
ですが、多くの人を偽性にしたことも事実だと言い罪を償ってほしいと思っていると口にすると、ノコルが「お前は何も分かってないな。父さんは初めからそのおつもりだ」と返します。
驚く乃木に近づいたベキが「野崎だな」と言うと、公安ならベキの尊厳を守ったうえで公正な判断をしてくれるとの乃木の言葉にテントを解体することを決意するのでした。
テントのアジトに現れた野崎に、フローライト事業がこちら側の主導で動き出せばテントは解体すると約束するベキ。
テントの犯罪行為は全て自分が指示を出し、バトラカが軍事協力を行いピヨが交渉役となったと説明。
そして、ノコルは何もしていないと主張すると、どの国とも犯罪人引渡条約を結んでいないしバルカ警察も自分がおさえて見せるためノコルがこれから先バルカのために働き続けることができると約束する野崎。
野崎は乃木たちとバルカ警察に追われていた際に西岡の動きに違和感をを抱いていて内偵を続けていて、ワニズとの密約の映像を入手していました。
野崎と乃木はその映像を突きつけて、バルカ警察にはワニズに脅されて裏金を渡したのだと話をつけたことや日本に優先的にフローライト輸出することを告げた上でこちら側につくよう迫ったのでした。
採掘権の行方は?
調印式の場で、日本はバルカ政府の提案に反対すると主張した西岡。
採掘権が60%になったことで主導権を主張すると、ワニズは政府への反乱勢力とみなして武力行使も辞さないと脅し始めます。
すると、ノコルがテントのマークが入った垂れ幕をおろしに行ったかと思うとベキやバトラカとともに戻ってきます。
バトラカの顔を見たエインは顔色を変え、バトラカが軍の7割を請け負っている軍事会社の社長であることをワニズに耳打ち。
4つの民族が対立した扮装の際、政府が苦しむ者に手を差し伸べなかったばかりか金のある者たちを優遇したことを指摘するベキ。
争いは何も生まないと言い、これからは国の富は平等に分け、宗教や民族の違いも理解し尊重する国になるべきだと諭します。
ですが、ワニズはテロを起こして稼いだ金で買った土地のフローライトなど認められないと反論。
それに対し野崎やチンギスが、ムルーデルはテントとは一切かかわりがないことが判明したと言い返します。
さらに、法務大臣・キメルによって西岡がワニズに裏金を渡す映像が逮捕状請求の証拠だと判断され、ワニズは収賄教唆及び脅迫の罪でチンギスによって逮捕されます。
実は、チンギスも、そして警察官のほとんどがテントが設立した養護施設で育っていたのでした。
そして、野崎はベキとバトラカ、ピヨの3人を逮捕し、テントが解体されることとなります。
VIVANT・最終回10話の結末のあらすじネタバレ
「VIVANT」最終回10話の結末のあらすじをネタバレしていきます。
テント解体後のモニターの動き
テントのアジトに戻った乃木はすぐさま黒須のもとに向かいます。
テントメンバーらがベキを見送っている間に、太田の協力のもと通信棟に監視システムを仕込んだ黒須。
解体されたとはいえ全国に散らばるモニターが何か行動をしてしまう恐れがあると考えられるためで、実際、日本にいるモニターから別班員が生存している証拠映像がノコルに送られてきていました。
ベキたちが連行されてから4日目の朝に、全国のモニターに向けて暗号文が送信されたと太田から報告が届きます。
そこには、日本の1人と複数回のやり取りが見られたとのことで、その直後に野崎からベキが逃亡したとの知らせも!
その日本人によって公安の警備システムが切断され、ピヨとバトラカも一緒に居なくなったとのこと。
さらに、太田が送ったダミーメールによって、その日本人モニターが新庄(竜星涼)であることが判明。
新庄はベキら3人を用意した一軒家に連れて行き、自分はこの後海外に逃亡すると伝え別れます。
全てを察した乃木はすぐさまノコルの部屋へ行き、日本に入りやすいようわざと公安に捕まったのだろうと追及。
ノコルは、この40年間ベキの頭の中に明美の最後の言葉が消えることはなかったのだと答えます。
40年前に自分たち家族を見捨てた人物に復讐するために日本に行ったことを野崎に報告すると、守り刀を黒須に預けて自らも日本へ。
櫻井が国家公安委員長に掛け合い、卓(ベキ)の抹殺された全てのデータを入手した乃木。
その頃、ベキら3人は内閣官房副長官・上原史郎(橋爪功)の家に潜入し家族3人を拘束していて、帰宅した上原に銃を突きつけていました。
ベキの顔を見るなり「生きてたのか、乃木…」と口にする上原でしたが、そこに乃木が現れます。
上原は元公安部外事課・課長で、独断で卓にバルカ潜入の任務を与えた張本人。
日本大使館への救助依頼によって駆け付けたヘリが救助直前に退避したのは、独断任務命令の失敗による処分を免れようとした上原の命令だったのです。
復讐は何も生まないと説得しようとする乃木でしたが、明美の最後の願いを叶えるのだと上原に銃を向けるベキ。
「撃てるものか。お前は私の息子だ」と少し笑みを浮かべた直後、数発の銃声とともに倒れるベキとバトラカ、ピヨの3人。
すぐさまベキに駆け寄ると「よくやった。憂助、お前は私の誇りだ」と言うのでした。
3人の銃に弾は入っていなかったとノコルに電話で報告をした乃木は、日本に発つ前日にベキが乃木が追ってくるだろうということや乃木に撃たれて阻止されるのであれば明美も許してくれるだろうと言っていたことを聞かされます。
墓はバルカに建てたいと言うノコルの言葉に「皇天親無く惟徳を是輔く」と答え、花を手向けるのはまだ先にすると言いながら燃え盛る上原邸を見つめて微笑むのでした。
翌日、上原が滞在するホテルの一室にいた野崎は、ベキら3人が灯油をかぶって無理心中をしたと処理すると上原に告げます。
あとは上原と家族3人が口裏を合わせてくれればと、別班の存在を疎んじている上原に口止めをする野崎。
神田明神で参拝をしていた薫とジャミーンの前に現れた乃木。
「お帰りなさい」と薫から抱きしめられて幸せを噛みしめているとFの「置いてあるぞ」の声がして、祠を見ると別班饅頭が置かれているのでした。
VIVANT・最終回10話の感想と視聴率
「VIVANT」最終回10話の感想や視聴率をご紹介します。
VIVANT・最終回10話の感想
いや~、まさかチンギスに泣かされるとは思いませんでした。
テロ自体は罪ですし許されることではないのですが、極力死者が最小限になるようシュミレーションをしていたと前話にもありましたし、何より、ベキが救った孤児が今のバルカを守っているのだと分かりうるっときました。
しかも、デキる男感もあって、チンギス株大上昇したのではないでしょうか。
やはりベキは乃木が別班員として潜入したことお見通しでしたね。
そしてその後は怒涛の展開。
伏線回収の嵐で、自分の記憶力との闘いでした。
ラストの役所広司さんの「撃てるものか。お前は私の息子だ」のセリフを聞いた途端に全てを察し涙腺崩壊でした。
想像通りわざと乃木に自分を殺させるために日本に来たのだと分かり、その考えにバトラカとピヨが行動を共にしたこともベキの人間力を感じさせました。
ですが、ノコルとの電話でのあの言葉が「天は公平で特定の人を贔屓せず、徳行のある人を助けること」を意味すると考えると、徳行のある人=ベキとなり、ベキたち3人は生きているということに。
別班員5人の急所を外して連射したくらいの乃木ですから、3人の急所を外すのも容易でしょうし。
これは続編あるってこと?と、既に視聴者の間でも話題になっていると思われます。
薫さんと長野専務疑ってしまいましたが、何もなくて拍子抜け。
ですが、ザイールの名前に反応した長野専務の表情が忘れられず、もし続編があるのならば重要な役どころで登場するのかも?と諦めきれません。
まだまだ思うところはありますが、総じて役所広司さんと林遣都さんの演技の素晴らしさと、最終話での乃木が黒須を裏切ってなかったことと新庄が実はポンコツじゃなかったことの二つが収穫でした。
続編あるとしたら、また役所さんと林さん出てほしいな~もちろんドラムも。
VIVANT・最終回10話の視聴率
「VIVANT」最終回10話の視聴率は、19.6%でした。
- 1話:11.5%
- 2話:11.9%
- 3話:13.8%
- 4話:13.4%
- 5話:14.2%
- 6話:14.3%
- 7話:14.1%
- 8話:14.9%
- 9話:14.9%
- 10話:19.6%
VIVANT・最終回10話の見逃し動画配信は?
「VIVANT」の最終回10話を見逃した場合の、動画配信についてご紹介します。
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※本ページの情報は2023年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
VIVANT・最終回10話のあらすじネタバレまとめ
「VIVANT」最終回10話のあらすじネタバレ、感想や動画配信についてご紹介しました。
最終回も最後まで目が離せない展開でした。
最後も続編を思わせるようなセリフが散りばめられていたため、期待してしまいます。