吉川晃司さんが連ドラ初主演を務める「由利麟太郎」1話のあらすじとネタバレを感想とともにご紹介していきます。
横溝正史の小説が原作の本格ミステリーとあって、ストーリーにワクワクします。
全編京都での撮影で、バディに志尊淳さんも出演することでも話題。
ドラマ「由利麟太郎」1話のあらすじネタバレや感想、についてご紹介します。
由利麟太郎1話のあらすじネタバレ・髑髏に隠された謎とは?
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「由利麟太郎」1話のあらすじネタバレを、ご紹介していきます。
花髑髏からの挑戦状
元警視庁の刑事で犯罪心理学者の由利麟太郎は、現在は京都に住み警察からの依頼で捜査協力もしていました。
その由利に憧れ、作家志望でありながら由利の助手もこなしている三津木俊助。
ある日、由利に「花髑髏」から挑戦状ともとれるメールが届きます。
メールを見た由利は、俊助とともに「二本榎の墓地」へ向かいます。
由利が向かったのは、二本榎にある粗大ゴミ置き場でした。
辺りを見回していると業者が冷凍庫を運んできて、その隅に血の痕を見た由利がドアを開くと、中には縛られて胸にナイフを刺された女性・日下瑠璃子が入れられていました。
幸い息をしていたため救急車を呼んだ由利たちは、その足で業者に依頼したという日下の家に行き、京都府警の等々力警部と合流。
玄関先で遺伝子研究者の湯浅教授と鉢合わせし、一緒に中に入り人影のあった2階を捜索。
すると、部屋のベッドの隙間に大量の血を吸ったコートが袋に入って隠されていました。
その直後、研究室から湯浅の悲鳴が聞こえて駆けつけると、当主で遺伝子研究者の日下瑛造が刺されて死んでいました。
遺体のそばにはキンセンカに囲まれた血の付いた頭蓋骨が置かれていて、さらに近くのビンには「八十川藤吉」と書かれていました。
そこに、治療を受けた瑠璃子が戻ってきます。
20年前に行われた実験とは?
瑠璃子の兄・瑛一は今朝1年ぶりに戻ったかと思うと、瑠璃子との結婚を反対されて日下と言い合いになったのでした。
瑠璃子は養女で瑛一と血の繋がりはないものの、知ったのは1年ほど前だと言います。
血の付いたコートを見せると、驚いた瑠璃子は瑛一の物だと証言。
湯浅は日下からメールで「実験を手伝ってほしい」と呼ばれたのでしたが、第一発見者にするためではないかと推理する俊助。
由利が現場にあった頭蓋骨について湯浅に尋ねると、20年前に超音波を遺伝子に使用することで暴力衝動を抑制する研究をしていたことを話し始めます。
研究中、運ばれてきた凶悪強盗犯・八十川に対し、未認可の実験を行った日下たち。
一旦は成功したかに見えたものの、副作用で精神も侵され自分で首をへし折って死んでしまったのでした。
その後、脳を調べたものの原因は分からず、八十川の遺族である妻とアキラと言う息子を探したものの見つからなかったと言います。
犯人は魁太?
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日下が遠縁から預かった魁太という12歳の男の子も同居していましたが、部屋に行くと留守。
壁には「デビー」と書かれたモンスターのような絵が貼ってあり、大きな箱の中はゲームでいっぱいでした。
魁太は部屋の中でゲームばかりしている子どもだったのです。
イラストレーターをしている瑠璃子のアトリエも見ますが誰もおらず、由利が見つけたベランダから外に出たのかもしれないと考える等々力たち。
瑛一が戻ってきますが、瑠璃子に日下を殺してはいないと言います。
翌日、再び研究室を訪れた由利は、頭蓋骨が置かれた場所を動かして隠し部屋を発見。
中には実験が行われていた形跡があり、八十川の息子だというアキラを探しに出かけて行く由利。
八十川の妻のお墓に着いた頃、等々力から電話が入ります。
ゴミ置き場の鉄くずの塊から血が滴っていて、鑑識の結果その血は魁太のものだと判明。
魁太は日下によって脳の実験をされていて、耐えかねた魁太が日下を殺害後、鉄くずの中に入って自殺したと考える警察。
瑠璃子の哀しい過去
自殺前に潜んでいたと思われる物置にあったパソコンを解析した俊助。
魁太はそこでもゲームをしていて「デビー」という対戦相手とかなり頻繁に会話を楽しんでいました。
過去を思い出す瑠璃子。
研究室に隠し部屋を見つけた瑠璃子が中に入ると、魁太が頭に装置をつけられて実験されていました。
助けようとすると、育ててやっているのだから被験体になるのは当然だと主張する日下。
さらに、魁太に子守唄でも歌って明日の実験に備えろと指示し、母親として息子がまともな生活を送れるようにしないと」とも言います。
魁太は、日下に無理やり犯されてできた瑠璃子の子どもだったのです。
そして、研究室の日下の元に行った瑠璃子は、迷いながらも日下にナイフを突き立てて殺したのでした。
由利麟太郎1話の結末あらすじ・瑠璃子が守ろうとしたものは?
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由利麟太郎1話の結末のあらすじをご紹介します。
瑠璃子の計画
瑛一に「行きたいところがある」と連れ出した瑠璃子。
その頃、由利は瑠璃子が八十川の娘であったことを俊助たちに話していました。
瑠璃子のアトリエのキャンバスの裏に、八十川の実験のことが記されたノートを発見した由利。
キャンバスに描かれた寺の瑠璃堂に、瑠璃子と瑛一の姿がありました。
1年前、全てを知った瑛一は、日下とともにその罪の結果でもある魁太も殺すと言ったのでした。
その言葉を聞いた瑠璃子は日下を殺した後魁太を死んだことにし、さらに瑛一も殺そうと計画。
全ては魁太を守るためで、魁太がゲームの中で話していた「デビー」は瑠璃子でした。
魁太の行方は?
瑛一の首にヒモをかけ殺そうとしていたところに、由利たちが駆けつけます。
さらにゲームの箱の中に隠れていた魁太は保護されて瑠璃子の元に連れて来られ、咄嗟にヒモを緩めます。
すると今度は瑛一が瑠璃子にナイフを向けますが、由利が阻止。
その後、観念した瑠璃子は逮捕され、瑛一に「愛しているなら彼女が命がけで守ろうとしているものをともに守れ」と囁く由利でした。
瑠璃子の描いた絵にあった瑠璃色のビンが気になっていた由利。
その後、瑠璃色の染料に使われる物質が、ぜんそくを引き起こすものであることに気づきますが、既に発作によって湯浅は亡くなった後でした。
由利麟太郎1話の感想と考察・視聴率
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「由利麟太郎」1話の感想や考察、視聴率もご紹介したいと思います。
由利麟太郎1話の感想と考察
吉川晃司さん初の主演ということでしたが、貫禄もありシブい探偵ぶりに大満足でした。
全く雰囲気の違う志尊淳さんが助手で、どんなバディになるのかと想像していましたが、由利が寡黙な分、俊助がそれを補うという感じ。
事件もさすがに横溝正史の小説だけあって、ストーリー自体は重めで暗い内容でしたが、俊助の明るさに救われた気がします。
個人的には、もう少し由利に対してツッコむようなシーンがあっても楽しそうです。
2話以降のコンビネーションも、楽しみです。
由利麟太郎1話の視聴率
由利麟太郎1話の視聴率は、9.6%でした。
- 1話:9.6%
1話から好調なスタートで、初主演とは思えない貫禄でしたね。
志尊淳さんとのバランスもよくて、2話以降の展開も目が離せません。
由利麟太郎1話のあらすじネタバレ・まとめ
ドラマ「由利麟太郎」1話のあらすじネタバレ、感想についてご紹介しました。
1話から本格的な展開に、ミステリーファンは大満足だったのではないでしょうか。
京都で撮影しただけあって、レトロモダンな雰囲気も個人的に楽しめました。
何より、吉川晃司さんのシブさが際立っていました。