ドラマ「いちばんすきな花」4話のあらすじをネタバレします。
母親が突然訪ねてきたことで、息苦しさを覚える夜々。
椿の家に集まる約束をしていたにも関わらず、母親が仕事先まで迎えに来て…。
「いちばんすきな花」4話のあらすじネタバレや感想などをご紹介していきます。
「いちばんすきな花」4話あらすじ
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「いちばんすきな花」4話のあらすじネタバレを、お伝えします。
母・沙夜子の干渉を持て余す夜々
突然アパートに来た母・沙夜子(斉藤由貴)を、持て余してしまう夜々(今田美桜)。
打ち合わせで出版社を訪れていた紅葉(神尾楓珠)が打ち合わせを終えてエレベーターを待っていると、開いた扉の向こうに居たのが椿(松下洸平)で揃ってビックリ。
一緒に食堂で昼食をとりながら、自分のイラストを見せる紅葉。
「好きだな~カワイイ」と紅葉のイラストを褒めながら、思わず「今夜うち来る?」と口にする椿。
セリフの恥ずかしさにタブレットで顔を隠した椿は「一生言わないと思ってたセリフ・・・」と言うのでした。
一方、休憩中にお弁当を食べていた夜々のところに、沙夜子から「夕飯なにがいい?」とLINEが来ます。
友達と約束していると嘘をついた夜々でしたが、その直後にゆくえから「今夜ヒマだったりする?」と誘われ会うことに。
お店の中でも椿の話で盛り上がったゆくえと夜々でしたが、沙夜子からの催促のLINEがあり仕方なく帰る夜々。
帰宅後、グループLINEで楽しそうにやり取りする夜々を見た沙夜子は、何の友達なのかや女の子なのかなど詮索してきます。
全員女の子だと咄嗟に嘘をついた夜々に、付き合う人はちゃんと自分に紹介するようにと告げる沙夜子。
沙夜子がどうしても女の子が欲しくて4人目にようやく夜々が産まれてきたため、全てにおいて干渉してくるのでした。
沙夜子と口論になる夜々
男女別で仕事を分けることがセクハラになるという店長の考えで、同僚と文句を言いながら重い荷物を運ぶ夜々。
その後も、女性は力が弱いからという理由でシャンプーを男性に代わって欲しいと客から言われ、気まずいながらも相良(泉澤祐希)に代わってもらいます。
夜、4人で椿の家に集まることになって楽しみにしていた夜々でしたが、帰り際に沙夜子が迎えに来て仕方なく帰ることに。
夕飯を食べながらも既に集まっている3人のことが気になり、グループLINEに返信していると怒り出す沙夜子。
女の子なんだから行儀よくしなさいというだけでなく、悪い友達と付き合っているから伝染するのだと言い出し…。
さすがにゆくえたちのことまで言われて辟易した夜々は、友達からご飯に誘われたからと出掛けようとします。
すると、母親の自分よりも他人を優先するのかと怒りをあらわにしたため、他人だけど母親より自分のことを分かろうとしてくれていると反論し椿の家に向かう夜々。
椿の家にあがると、気持ちがこみ上げてきた夜々は涙目になってゆくえの袖を掴みます。
夜々の様子を察した椿は紅葉に「差しで飲みに行こう」と誘い、ゆくえと夜々を2人きりにしてあげるのでした。
母親への思いをゆくえに打ち明ける夜々
居酒屋で紅葉は、友達から自分が「パンダ」と呼ばれていることを話し始めます。
客寄せパンダの意味で女の子に声をかける役だと説明し、今日も誘われていたけれど初めてドタキャンしたと打ち明けると驚く椿。
椿から「スーパー行こう」と誘われたからだと笑顔で話す紅葉を見て、椿も笑顔に。
その頃椿の家では、夜々が中学生の時に「女の子でいるのがつらい」と保健室の先生に相談したことを告白していました。
先生はLGBTの定義のようなものを説明し始め、男の子や女の子を好きになったことがあるのかと聞いてきたとのこと。
何かの型にはめようとされて諦めた夜々はそれ以来つらくても満足しているフリをして生きてきたものの、久々に母親と会ったことでその思いが再燃してつらくなってしまったのでした。
帰り道のバスの中で、母親自身が男の子のように育てられたため自分に女の子らしいことを思い切りさせたがるのだとゆくえに話す夜々。
すると、人と話すのが苦手な妹が言い返さないのを理由にぬいぐるみに話しかけていたエピソードを話し、人形にはならず夜々ちゃんでいてねと告げるゆくえ。
その後、ゆくえは帰りづらいのを察して自分のアパートに夜々を連れて行くのでした。
「いちばんすきな花」4話の結末
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「いちばんすきな花」4話の結末のあらすじをネタバレします。
思いを打ち明け合う夜々と沙夜子
ゆくえの部屋で一晩泊めてもらった夜々が翌朝アパートに帰ると、洗濯物が綺麗にたたまれていて冷蔵庫には料理も入っていましたが沙夜子は既にアパートを出ていました。
夜々は沙夜子に電話をかけると、これまで3人の兄からぞれぞれに自分たちより夜々が大切にされてきたことを妬むような言葉を掛けられていたことを告白。
他人からだけでなく家族からも「お前はいいよな」と思われているのが辛くて、そんな自分のことを分かっていないのに全部分かっているようなところが嫌いだと告げる夜々。
すると、夜々のことが好きだからこそ嫌いにならないように自分の意見を押し付けてしまったと打ち明ける沙夜子。
泣きながらお互いに気持ちを伝えあった後、花を買ってきてくれたことにお礼を言う夜々。
すると、今の時期だからアジサイは無かったのだと答える沙夜子の言葉に、感極まってしまうのでした。
その日の夜、仕事帰りに夜々の美容室に立ち寄った椿は、夜々にカットしてもらうことに。
待ち受け画面のアジサイとカタツムリの写真を見せながら、アジサイがいちばんすきな花だと言う夜々。
一方、紅葉のバイト先であるコンビニに立ち寄ったゆくえは「一緒にピザまん食べない」と誘います。
外で一緒に食べていると、小学生の頃にゆくえに絵をプレゼントした時のことを話し出す紅葉。
今でも持っていると言われ、他の人は上手いとか才能あると言う中でゆくえだけが「この絵好き」と言ってくれたのが嬉しかったと告白。
良し悪しと好き嫌いは別物だと言いながら、椿のことは好きだけどいい人だからではないと例えるゆくえ。
いい悪いに理由が要るけど好き嫌いには理由がなくてもいいと言うと「椿さんのこと好きなんだ」と複雑そうな顔を見せる紅葉。
今度ちゃんと食事に行こうと誘うと4人で行こうと即答するゆくえの言葉に、少し寂しそうな顔をしながら「うん、行こう」と答えるのでした。
「いちばんすきな花」4話の感想
「いちばんすきな花」4話の感想をお伝えします。
「いちばんすきな花」4話の感想
夜々ちゃんパートだった第4話。
幼い頃から母親の思いに応えるように生きてきたものの、それは本当の自分を押し殺して生きてきたということ。
そのことで母親は喜んでくれても、兄たちから妬まれたら自分のせいではないのに辛いですよね。
母親も愛情はあって悪気はなくて、だからこそ夜々も応えようと我慢し続けていた。
でも、夜々がどう思っているかという想像力に欠けていたから、自分本位な押し付けに気づけなかったんですよね。
だからこそ、ゆくえの言った「お人形にならないでね」「夜々ちゃんでいてね」の言葉は、夜々にとってとても嬉しい言葉だったと思います。
自分の言いたいことを言っていいんだ、自分のなりたい自分でいいんだと、認めてもらえた気持ちになったんだと。
ちゃんと自分の気持ちを吐き出せたし、そのことでちゃんと愛されていることも実感したのが「アジサイ」。
まさかの、そして綺麗なタイトル回収でした。
そして、紅葉とゆくえのラストシーン、気になりますね~
紅葉は小さな頃からずっとゆくえのことが好きだったのでしょうか。
少なくとも今は幼馴染み以上の感情を抱いているように見えました。
次回は赤田も再登場で、波乱の予感です。
「いちばんすきな花」4話あらすじネタバレ・まとめ
「いちばんすきな花」4話のあらすじネタバレでした。
夜々ちゃんパート、いろいろと考えさせられる部分が多かったです。
そんな中でも、お互いをさりげなく思いやれる4人の関係が素敵でした。