ドラマ「天使の耳~交通警察の夜」1話のあらすじをネタバレします。
深夜の交差点で車同士の衝突事故が発生し、交通課に配属されたばかりの瞬が現場に急行。
ですが、どちらも信号が青だったと主張し…。
「天使の耳~交通警察の夜」1話のあらすじネタバレや感想をご紹介していきます。
「天使の耳~交通警察の夜」1話あらすじ
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「天使の耳~交通警察の夜」1話のあらすじネタバレを、お伝えします。
深夜の交差点で衝突事故が発生
深夜の交差点で外車と軽自動車が衝突する事故が起きます。
総務課から念願の交通課に配属されたばかりの警察官・陣内瞬(小芝風花)が、初当直でコンビニに買い出しに。
ですが、送電トラブルによる停電があったため、コンビニも品薄状態。
捜査係主任の金沢行彦(安田顕)や先輩警察官の世良一之(溝口琢矢)らから頼まれたものを渡しながら、歩きスマホの女子高生を注意したら舌打ちされたと愚痴をこぼす瞬。
ラジオから流れるユーミンの「リフレインが叫んでる」を聞きながら金澤たちと弁当を食べていると、事故を知らせるアナウンスが流れ3人とも現場へ急行することに。
現場に到着すると2台の車が横転していて、出火しているのも見え緊張する瞬。
現場にいる警察官・野島(窪塚俊介)に話を聞くと、衝突によりかなり凹んでしまった軽自動車の運転手は出火前に救助されて病院に搬送されたとのこと。
ですが、幸いにも同乗者は運転席の後ろの席に座っていて隙間に入り込んで奇跡的に無傷で、外車の方の運転手と同乗者も軽傷でした。
付近には交通カメラが無い上に2台ともドライブレコーダーは未搭載で、深夜の事故だったため今のところ目撃者も見つかっていません。
その後、金沢は瞬を連れて外車の運転手・友野和雄(草川拓弥)から話を聞くと、信号は青で制限速度を守って走行していたと主張。
ですが、ブレーキ痕を見た金沢は70キロは出ていたと思うと指摘するものの、そんなに出していないと答える友野。
次に、同乗者の畑山瑠美子(足立梨花)に話を聞くと、眠っていたら衝突音がして目が覚めたからよく分からないと言われます。
ですが、信号のことを聞くと慌てて「青でした」と答える瑠美子。
軽自動車の運転手が死亡
友野と瑠美子に診察を受けるよう促すと、歩行者信号機の青を知らせる「通りゃんせ」が拡声器から流れてきます。
その後、軽自動車の同乗者・御厨奈穂(飯沼愛)に話を聞きに行く金沢と瞬。
奈穂は運転手・健三(山下航平)の妹で、高校2年生で目が不自由だとのこと。
事故の際にどの程度スピードが出ていたかを尋ねると、時速50キロから60キロの間だと答える奈穂。
さらに、事故が起きる前に「よし、青になった。いいタイミングだ」と言ったのを聞いていて、事故当時は青で交差点を通過しようとしていたと主張。
その後、健三が搬送された病院を訪れると、奈穂のほかに妹の友紀(小泉のん)と3人の両親の姿がありました。
目の見えない自分をいつも守ってくれた健三のことを話し、信号無視はしていないと泣きながら瞬に告げる奈穂。
その直後、健三が亡くなったことを知らせに医師が現れ、泣き崩れる家族。
翌日、目撃者を募る看板を設置していた瞬は、自身が過去に遭った事故のことを金沢に話します。
猛スピードで突っ込んできた乗用車にひかれそうになった瞬は、居合わせた女性警察官に助けてもらい事なきを得たのでした。
それ以来、その女性警察官のようになりたくて交通警察を志望した瞬。
その時に女性警察官から貰った「正義」の文字が入った手作りのお守りを金沢に見せると、驚いた顔に。
3日後に目撃者が出現
その後も目撃者は出てこず、このままだと健三が不利になってしまうため焦った瞬は目撃者を探すため事故発生と同じ深夜に現場に行こうと金沢に提案します。
事故現場に到着すると奈穂と友紀の姿があり声を掛けると、健三の通夜を終えて友紀に事故現場を見せるために来たと答える奈穂。
事故から3日後、石田翔太(七瀬公)という人物が事故を目撃したと署に訪れます。
石田は外車の後ろを走行していて、青で交差点に進入した際に軽自動車が突っ込んできて外車にぶつかったと説明。
自分の車はブレーキが間に合いそのまま通り過ぎたと言い、厄介ごとに巻き込まれたくないため証言しなかったとのこと。
ですが、詳しく話を聞いて行くと段々困った顔になり…。
石田が帰った後で、事故から2、3日経って現れる目撃者は当事者に頼まれて偽証している可能性が高いことを教えられる瞬。
例に漏れず石田もその可能性が高いと考える金沢たちでしたが、瞬は奈穂に話を聞きに行こうと提案します。
事故の直後に通り抜けた車はなかったかを尋ねると、なかったと答える奈穂。
気が動転して聞こえなかった可能性を金沢が確認すると気が動転して目が見えなくなったことはあるかと逆に質問し、目の見えない奈穂にとって耳は健常者の目の役割をしているのだと主張する奈穂の言葉に納得する金沢。
さらに、石田が0時少し前に通り抜けたと主張していることを告げると、事故が起きたのは0時以降だと反論する奈穂。
事故前にはカーラジオを聴いていて、0時の時報の後にユーミンの曲を聴いていたら衝撃を感じたのだとのこと。
奈穂のその言葉に、あの日ラジオで「リフレインが叫んでる」がかかっていたのを思い出した瞬。
すると奈穂は「リフレインが叫んでる」を歌い始め「最後の春に見た夕日はうろこ雲照らしながら」の「ら」の時に事故が起きたと断言します。
さらに、出だしの「どうしてどうして」の最初の「どう」の時に「よし、青になった」とも。
「天使の耳~交通警察の夜」1話の結末
「天使の耳~交通警察の夜」1話の結末のあらすじをネタバレします。
新たな情報提供者現る
瞬は早速ラジオ局に聞き込みに行き、「どう」が流れたのが0時0分26秒で「ら」が流れたのは0時0分48秒だったことが判明。
その時間の信号の色を調べに行った世良が帰ってくるものの、事故当日に起きた停電のせいで誤差が起きたため秒単位での正確なことが分からないとのこと。
がっかりしていると母親の雅代(中島ひろ子)が奈穂と訪ねてきたため、経緯を説明。
証明してもらえると思っていた奈穂が残念がる顔を見て、いたたまれなくなる瞬。
その後も目撃者を探すために近辺の商店街に聞き込みを続ける瞬でしたが、その一方で目撃者を探す奈穂のことがSNS上で話題になっていて、それを見た加瀬(前田航基)が署に訪れます。
加瀬は事故現場の近所に住んでいて、動画サイトをしているため事故直後の映像を撮影していたとのこと。
実は健三の友人に送ったものの参考にならないとの返答が来たと言うものの、動画を観ていた瞬はあることに気づきます。
動画には電光の時計盤が写っていて、0時14分に変わった瞬間に信号が青になっていました。
その後、瞬は信号機の周期や時計盤が41秒遅れていたことを突き止め、事故発生時とみられる0時0分48秒には軽自動車側の信号機が青だったことが判明。
それに対し、交通課課長の斎藤多華子(壇れい)は、奈穂の記憶の信ぴょう性について指摘。
ですが、0時0分25秒に青に変わったことに触れ、26秒に健三が「よし、青に変わった」と口にしたもう一つの記憶の信ぴょう性を証明する瞬。
すると、斎藤は、署長らの前で奈穂の能力を証明する実験を行うことを提案するのでした。
「天使の耳~交通警察の夜」1話の感想
「天使の耳~交通警察の夜」1話の感想をお伝えします。
「天使の耳~交通警察の夜」1話の感想
いいところで次週に持ち越しで、続きが気になります~
目が見えない人は耳が目の代わりとなるため研ぎ澄まされるとは聞きますが、記憶もしっかりしているのですね。
ラジオの曲だけで証明できるのかと期待していたら、冒頭の停電の伏線がしっかり回収されて誤差で証明できず…。
ですが、その後情報提供者のおかげで何とか証明できそうになってきました。
どんな実験をするのかも楽しみです。
瞬が幼い頃に出会った女性警察官、金沢さんと何か関係がありそうですね。
もしやあの直後、違反者を捕まえに行って事故に遭ったとか?
シリアスなミステリー要素の中にも明るくてコメディチックなやりとりもあって、何より東野ミステリーはやっぱり安定感あります。
「天使の耳~交通警察の夜」1話あらすじネタバレ・まとめ
「天使の耳~交通警察の夜」1話あらすじネタバレでした。
目が見えないことで証言を信じてもらえない奈穂の歯がゆさが伝わってきました。
信号の色はどっちが青だったのか、真相が気になります。