名探偵コナンの劇場版25作目にあたる「ハロウィンの花嫁」のあらすじを紹介していきます。
元警視正の結婚式に脅迫状が届く中、警視庁前で爆死した謎の外国人が松田陣平の名刺を所持していたことが判明。
さらに、脱走した連続爆弾犯を追跡中の安室透（降谷零）が、首輪型の爆弾を装着され…。
映画名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」の簡単なあらすじからネタバレを、結末までご覧ください。
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名探偵コナンハロウィンの花嫁のあらすじ
名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」のあらすじを、ネタバレしていきます。
脱走した連続爆弾犯を追う安室たち
高木渉と佐藤美和子の挙式がチャペルで行われ、コナンや蘭たちも参列。
ですが、祭壇前で誓いの言葉を交わしていると、突然凶器を持った男たちが乱入。
咄嗟に毛利小五郎や目黒十三警部らが応戦するものの、高木が撃たれて血まみれに。
と思っていたら、実は目黒警部の同期・村中努元警視正の結婚式に備えた訓練とのこと。
村中に脅迫状が届いたことから、捜査一課と毛利とで警護することに。
一方、安室透（降谷零）は同期である松田陣平を死に追いやった連続爆弾犯が脱走し、風見裕也とともに追跡。
立体駐車場で追い詰めたものの、首輪型の爆弾を巻かれていてその場で爆発してしまいます。
爆風に巻き込まれ風見がスロープから落ちそうになるのを安室が掴んで助けたものの、何者かが近寄り同じ爆弾を安室に装着して逃走。
翌日、警視庁から帰る途中の毛利と合流したコナンたちは、外国人の男性とすれ違います。
すれ違いざまに男性が落とした紙を拾った灰原哀が手渡した直後、男性が手にしていたひび割れたタブレットが作動して突然爆発！
爆風で道路まで飛ばされた灰原を車から守るために飛び出した毛利が、車にぶつかってしまいます。
松田陣平の名刺が発見される
現場検証が行われ、男性の鞄のポケットからなぜか松田の名刺が出てきます。
松田が捜査一課に所属していたのはわずか1週間程度のため、その間に一緒にいた佐藤が当時関わった資料を元に手がかりを探ることに。
話を聞いていたコナンは、佐藤の記憶を辿る中で11月6日に名刺を渡した可能性が高いと推察。
さらに、別々に行動した後で合流した際に数珠を持っていたことを思い出し、7年前に殉職した萩原研二の墓参りに行っていたことを突き止めます。
佐藤が高木とともに萩原の墓がある寺の住職に話を聞くと、3年前までは毎年4人で墓参りに来ていたとのこと。
ですが年々人数が減り、昨年は降谷という人物だけだったことを聞き出しデータベースで調べるもののデータはなく…。
そこに風見が現れ、この件は公安が担当するため捜査を中止するよう命令。
一方、病院に搬送された毛利は、大事には至らなかったものの頭を打ったため転院して精密検査を行うことに。
そこに村中が婚約のクリスティーヌ・リシャールとともにお見舞いに訪れます。
毛利に披露宴でスピーチを頼んでいたため様子を見に来たとのことで、翌日チャペルの見学に誘われる蘭とコナン。
村中たちを見送り蘭が毛利の付き添いに戻ると、コナンを見張っていた公安の捜査員に気づきます。
安室と対面するコナン
目隠しをされて連れて行かれたのは公安が所有する地下シェルターで、中には電波も遮断する特殊ガラスで囲まれた中に安室の姿が。
首輪型爆弾の解体方法が分からずお手上げ状態で身動きが取れないため、コナンに捜査一課の捜査に協力して欲しいと頼む安室。
3年前の11月6日、安室は松田と伊達航、諸伏景光の4人で萩原の墓参りをし、その後安室は松田を駅まで車で送って行ったとのこと。
ですが、その途中で廃ビルに不審者が入り込んで暴れている現場に遭遇し、既に別れていた伊達と諸伏も呼び出して先に2人でビルの中へ。
中には拘束された外国人の男性がいて、自分たちが刑事であることを伝えると「逃げろ」とロシア語で言われます。
拘束を解き先にビルから出るよう促した松田は、その際に自分の名刺を男性に渡し逃がします。
そこに仮面を被った人物が現れ、しかも液体爆弾が！
松田が爆弾の解体に取り掛かり、安室は爆弾犯を追跡。
伊達と諸伏も駆けつけて爆弾犯を追い詰めるものの、肩を負傷させただけで取り逃してしまったのでした。
身動きが取れない自分の代わりに捜査に協力して欲しいと伝え、風見の連絡先や爆弾の写真、同期5人の写真などをコナンに託す安室。
廃ビルに再び爆弾が！？
翌日、蘭や元太たちと村中とクリスティーヌの式場の見学に行ったコナン。
途中、クリスティーヌに友人からプレゼントを渡したいとの電話が入るものの、2人は打ち合わせがあるため少年探偵団5人が代わりに受け取りに行くことに。
クリスティーヌが描いた地図を頼りに廃ビルの最上階に入っていくと、そこには安室から預かった写真にあったものと同じような2色の液体が入った爆弾が！
その直後に仕掛けられた罠でドアが閉まり、コナンだけが部屋に取り残されます。
灰原たちにすぐに逃げるよう指示すると、爆弾の写真を撮影したのち部屋にあった電気ポットを重りにして布を放り投げます。
下に降りた灰原たちに布を広げさせ、自分は配水管を伝って降りながら何とか布の上に落下して事なきを得ます。
その後、現場に駆けつけた風見に、ポットと自分の上着に爆弾の液体を採取したことを伝えるコナン。
クリスティーヌが友人に確認したところ、そんな連絡はしていなかったことが判明。
廃ビルの付近で目撃者探しを行っていた千葉和伸刑事が、2人の外国人男性に襲われて拉致されてしまいます。
その後、佐藤のもとに千葉の携帯から着信があり、ボイスチェンジャーで声色を変えた人物が千葉を助けたければ松田を連れて来るよう要求。
そこで高木が、松田に変装して千葉を救出すると申し出ます。
拉致される高木
安室の指示で公安も捜査に協力することになり、佐藤たちが逮捕した爆弾犯が脱走し追跡中に爆死したことや、降谷（安室）にも同じ首輪型爆弾が仕掛けられたことを目暮たちに説明する風見。
さらに、その犯人がロシアを拠点とし世界各地で活動ているプラーミャという殺し屋の可能性が高いことにも言及。
その場に同席したコナンは、警視庁前で爆死した外国人男性が松田に何かを伝えようとしていたのでは？と指摘。
そして、千葉を拉致した犯人とも何らかの繋がりがあると考えます。
その後、MIYASHITA PARKへ行くよう指示がきて松田に変装した高木が赴くと、ジャック・オ・ランタンで仮装した集団が現れます。
人混みに紛れて風見たちが高木を見失っているうちに、ジャック・オ・ランタンを被せられて連れ去られる高木。
地下貯水槽に連れていかれた高木を、コナンだけが追跡に成功。
貯水槽内には仮装した者たちが沢山いて、その中の1人が被り物を取って素顔を見せ、エレニカ・ラブレンチェワと名乗り話し始めます。
エレニカを始め他の者たちもみな、プラーミャの爆弾によって家族や大切な人を失った同志とのこと。
プラーミャに復讐するためにロシアから日本にやってきたと言い、高木にプラーミャの爆弾についての詳細を教えて欲しいと紙とペンを高木に渡すエレニカ。
警察は信用できないと口にするエレニカに警視庁前で爆死した男性について尋ねると、自分の兄・オレグだと答えます。
プラーミャは爆弾を作ったアジトを爆破して証拠隠滅をしていて、数ヶ月前にそのアジトを突き止めたオレグがタブレットを持ち出すことに成功。
そこに爆弾の設計図と東京に関係する場所が映ったものの、反応しなくなってしまったとのこと。
3年前に拘束されていたのは、プラーミャにビル爆破を依頼してそこでプラーミャを捕まえる作戦だったものの失敗したのでした。
話を聞いた高木は警察に任せろとエレニカを説得しようとしますが、眠らされていた千葉が目を覚まし目の前にいる高木を松田だと思い込み松田は殉職したのにと口にしてしまいます。
変装がバレてしまうものの、コナンによって監視映像に送られた貯水槽内の映像から場所を特定した佐藤たちが到着。
すると、エレニカたちはその場から撤退してしまうのでした。
プラーミャの正体に気づくコナン
その後、クリスティーヌに挙式を行わないと多くの犠牲者が出るとの脅迫メッセージが送られてきます。
そんな中、安室からコナンに電話があり、プラーミャを追っているのがナーダ・ウニチトージティという組織だと知らされます。
その電話で、安室をその場で殺さず爆弾を仕掛けた意図や警視庁前の爆破現場に残った「￥」のような図が描かれたメモの謎を口にするコナン。
挙式当日、エレニカたちはプラーミャが現れるのを見越して渋谷に待機していました。
挙式は村中とクリスティーヌの2人だけで挙げることになり、コナンは蘭とともに毛利の病室へ。
すると、爆破現場に残されたメモをその場で見ていた蘭が描いた紙を見たコナンはある事に気づき、これまでの出来事の全てが繋がり…。
メモに残されていたのはハロウィン当日の交通規制区間。
さらに、コナンたちが巻き込まれたビル爆破は、始めからメモを見た可能性のある子供たちを狙った犯行だと気づいたコナン。
それを聞き、子供たちをビルに行くよう仕向けた村中がプラーミャだなのかと口にする蘭。
エレニカと再会するコナン
エレニカたちを見つけたコナンは、プラーミャの正体が分かったと告げてある作戦を提案します。
村中とクリスティーヌの挙式の最中に、コナンを人質にしたエレニカらが侵入。
エレニカは村中とクリスティーヌに手を上げるよう指示して拳銃を向けますが、クリスティーヌは手を上げることができません。
3年前の交通事故の後遺症だと説明する村中でしたが、刑事に撃たれたからだろうと指摘してクリスティーヌにプラーミャと呼びかけるエレニカ。
懸命にクリスティーヌを庇おうとする村中でしたが、堪忍して正体を表すプラーミャ。
咄嗟に確保しようとする佐藤の攻撃を軽くいなしたプラーミャは、銃を乱射し始めます。
エレニカらになるべく時間を稼ぐよう頼んだコナンは、プラーミャの計画を止めるためある場所へ向かいます。
ヘリコプターで逃走するために屋上に向かったプラーミャを待ち構えていたコナン。
エレニカらの組織を1箇所に集めてまとめて爆弾で始末しようとしていたことを指摘すると、全てを話し始めるプラーミャ。
名探偵コナンハロウィンの花嫁の結末あらすじ
名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」の結末のあらすじをご紹介します。
プラーミャの計画とは？
引退するという噂を流し村中に近づいたのち、プラーミャが村中を狙っているように見せかけてエレニカらを日本におびき寄せたと説明するプラーミャ。
さらに、自分の姿を目撃した安室らの殺害も企て、そのために爆弾犯を脱走させておびき出そうとしたのでした。
オレグにはわざとタブレットを盗ませることでエレニカらの組織を爆破しようとしたものの単独行動を続け警視庁に行こうとしたため、その直前に爆弾を起動。
そこに到着したヘリコプターを乗り込もうとするプラーミャが口にした「ハロウィンの飾りくらいにしか思っていない」との言葉で、渋谷に飾り付けられたランタンに爆薬が仕込まれていると察したコナン。
ランタンの破裂により仕込まれた2色の爆薬が坂を下り、スクランブル交差点で接触することで大爆発が起きる仕掛け。
自分の正体を知る者は全て消え去ると高笑いした直後、パイロットに扮していた安室がプラーミャの肩を脱臼させて持っていたスマホと銃を奪います。
そこに佐藤と高木も駆けつけ観念した素振りを見せるプラーミャでしたが、結った髪の中から手榴弾を取り出し放り投げます。
咄嗟にコナンがサッカーボールを当てて空中で爆破させたものの、その隙にヘリコプターに乗り込んだプラーミャ。
今度はスペアの起爆装置で安室の首輪型爆弾を爆破しようとしますが、それはダミーでヘリコプター内に仕込んだ本物が爆発。
コナンが採取した爆薬の成分を風見たちが分析し、中和剤を作ることに成功していたのでした。
怒りをあらわにするプラーミャの乗ったヘリコプターに飛び乗った安室が確保しようとするものの、広場に墜落。
負傷しながらも安室を殺そうとするプラーミャの背後から、村中が近づいて気絶させます。
その様子を見ていたエレニカはプラーミャを撃とうとしますが、駆けつけたコナンが身を呈して制止。
夫と息子を殺されたエレニカを止めようとコナンが抱きしめると、息子とコナンを重ね泣き出してしまうのでした。
その間にもプラーミャが仕掛けた爆薬がスクランブル交差点目指して流出。
コナンがスクランブル交差点に駆けつけると、阿笠博士から預かった新しいベルトを手渡す灰原。
伸縮サスペンダーを少年探偵団のメンバーたちが信号機や柱に括りつけることになり、散らばって行きます。
さらに、コナンから一緒にプラーミャの爆弾を止めようと言われたエレニカたちが仲間を呼び寄せ、歩美たちをサポート。
その間にコナンは、阿笠博士が新たに作った巨大サッカーボールを取り出します。
ですが、避難して人手が足らずベルトが引っ張られてしまい…。
そこにエレニカが呼び寄せた同士たちが集まってきてベルトが安定したのを見て、サッカーボールを最大に膨らませます。
するとボールに塞がれて爆薬の流れが止まり、その後中和剤が撒かれ爆破を阻止することに成功。
コナンの作戦に感嘆の声をあげる安室に、小学生の頃のある事がヒントになったと答えるコナン。
サッカーボールを蹴って壊してしまった水道管を、通りがかった男性が野球のボールを管に挟むことで水流を止めてくれたのでした。
その男性が写真の萩原に似ていたことを伝えると、嬉しそうな顔で空を見上げる安室。
いつの間にか姿を消してしまったエレニカたちへの功績を口にする村中や少年探偵団のメンバーたち。
その頃、プラーミャ逮捕のニュースが渋谷の大型ビジョンに映し出され、それを観るエレニカたちの姿がありました。
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名探偵コナンハロウィンの花嫁あらすじネタバレ・まとめ
名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」のあらすじを、結末までご紹介しました。
安室や松田たちの同期の絆や信頼関係が素敵でした。
エレニカを説得するコナンの行動に思わずウルッとしましたし、ラストの大活躍も見どころです。
