ドラマ「月夜行路ー答えは名作の中にー」9話あらすじをネタバレします。
常連客で漱石マニアの富士子が亡くなり弔問に行くと、半年前に結婚したという啓介と3人の子供の間で遺産争いが起きていました。
そんななか、富士子の遺言書が何者かに盗まれ…。
「月夜行路ー答えは名作の中にー」9話のあらすじネタバレや感想をお伝えしていきます。
月夜行路ー答えは名作の中にー9話のあらすじネタバレ
「月夜行路ー答えは名作の中にー」9話のあらすじを、ご覧ください。
常連客の弔問に訪れるルナと涼子
英介(石橋凌)が手術することを美里(石野真子)から聞いたルナ(波瑠)は、涼子(麻生久美子)や田村(栁俊太郎)にも報告します。
英介のPCのパスワードに真意が隠されている気がするというルナの言葉を聞き、なんとしてもパスワードを解読しようと応援する涼子。
すると、夏目漱石マニアの常連客・富士子(円城寺あや)にメールをしているけれど返信が来ないため、その場で電話をしてみることに。
ですが、4日前に亡くなっていたことが分かり、ショックを受けながらも弔問に行くことに。
富士子は2年前に脳梗塞で倒れて同居する娘・菜名子(北乃きい)が介護をしていましたが、去年の秋にがんも見つかったのでした。
漱石ゆかりの地である「夏目坂」にある自宅を涼子とともに訪れたルナは、菜名子から半年前に病院内の図書館で知り合った啓介(板尾創路)と再婚していたことを聞かされます。
その直後に言い争う声が聞こえ、長男・雄太郎と長女・美央子が富士子の遺産のことで揉めていることを知るルナたち。
啓介は結婚する際に遺産を放棄するという念書を書いてくれたと明かす菜名子でしたが、富士子の蔵書を形見分けしたいと部屋に連れて行かれるとそこには啓介の姿が。
啓介は本をダンボールに詰めながら売却すると話し、自宅も売るつもりだと言い自分が全て遺産を相続すると主張。
菜名子が念書について言及すると結婚させてもらうためだと言い返し、法律上の権利とともに富士子の遺言書にも全て自分に譲ると書いてあることを指摘します。
啓介の言い分を聞いていたルナは漱石をきっかけに富士子と親しくなったことに言及し、相続を扱った作品についてかまをかけて聞くと適当な答えが返ってくるのでした。
遺言書が行方不明に?
漱石のことを何も知らない啓介に呆れた菜名子は雄太郎や美央子とともに啓介を問い詰めて遺言書を確認しようとしますが、金庫を開けるとそこには遺言書がありません。
金庫の暗証番号は自分以外の3人しか知らないと主張した啓介は帰ろうとするルナたちにも立ち会うよう頼んできたため、田村と小湊(渋川清彦)も呼び出すルナ。
遺言書を探していると昔使っていた食器や富士子が作ってくれた服などが出てきて、懐かしい顔になる菜名子たち。
その後、結婚後にリフォームしたという富士子と啓介の寝室にある本棚を見つけた涼子は、漱石の同じ本が2冊ずつあることに気づきます。
結局遺言書は見つからず、啓介は法定相続分である2分の1の3億で我慢すると言い出し部屋を出て行くのでした。
全財産を要求するかと思っていた菜名子たちが呆気にとられていると、愛犬のヘクトーを叱る啓介の声が聞こえてきます。
その名前に反応したルナは「もしかして、ガラス戸の中」と口にして寝室へ行き切り組みの柱を調べると、引き出しの中から遺言書が見つかります。
ルナは夏目漱石の随筆「硝子戸の中」には、漱石の家に泥棒が入った後に切り組みの柱の中にお金を隠したという内容が書かれていると説明。
そして、柱のことを知っていたのは啓介だけで、金庫の暗証番号は富士子の誕生日だったため彼にも推測できたのだろうと指摘するルナ。
つまり、遺言書は啓介が金庫から盗んで隠したのでした。
2冊ずつあった漱石の本
菜名子たちが遺言書を開封すると、そこには財産の全ては3人の子供たちに相続させ啓介には相続させないと書かれていました。
それでも啓介は遺留分は権利があると主張しますが、ルナは遺言書を隠匿した時点で法律上権利を失っていると言い返します。
ヘクトーというのは「硝子戸の中」に出てくる漱石の愛犬の名でもあるため、ヒントになったのでした。
さらに啓介が建物はともかく土地はいい値段になると聞いたと話すと雄太郎や美央子も売らないと言い出し、それを聞いた啓介はニヤリとしながら家を出て行こうとします。
帰り道、富士子の家に漱石の本が2冊ずつあったことや、裏庭にポピーの花がたくさん咲いていたことを教えられたルナ。
作品が「こころ」「坊ちゃん」「道草」「虞美人草」だと聞くと、涼子からお菓子を貰って食べヒントを繋ぎ合わせて富士子の家に戻ります。
到着すると啓介が出てきて一緒に裏庭に行ったルナは百合の鉢植えを目にして漱石の名言である「百年待つつもりですか?」と口にし、漱石のことを知らないフリをするのはやめませんか?と聞きます。
そして、2冊あったうちの1冊は啓介が富士子の家に来る際に持参したものだと指摘し「虞美人草」がポピーの別名であることにも触れるルナ。
また、先ほどの名言は「夢十夜」の中で亡くなる女性が愛する男性に言うセリフで、百合になって戻ってくるというもの。
月夜行路ー答えは名作の中にー9話の結末のあらすじネタバレ
「月夜行路ー答えは名作の中にー」9話の結末のあらすじをネタバレしていきます。
啓介の真意とは?
なぜ悪者になったのかとルナが尋ねると、この家を守りたかっただけだと優しい表情で答える啓介。
富士子は生前菜名子のことをとても気にかけていたため、雄太郎や美央子が家を売らないと考えを変えるよう仕向けたのでした。
そのために漱石に詳しいルナを利用したのだと言い、そのやり取りを聞いていた菜名子たちも富士子の思いを知ります。
啓介はルナと涼子に自分は聖人君子ではないから人生が変わるような額のお金に目がくらむかもしれないと告げ、そうなってしまう前に権利を自ら失くすために遺言書を隠したのだと告げます。
そんな啓介に、生前の富士子が男なんて信用していないと言っていたにも関わらず「信じたい」と思える人に出会えたから結婚して欲しいと申し出たのだろうと告げるルナ。
その後、形見分けとしてルナには「硝子戸の中」で涼子には「吾輩は猫である」を啓介が選んでくれます。
「マーキームーン」に戻ってきた2人は、英介のPCを前にして「吾輩は猫である」の猫の命日である明治41年9月13日を入力してみますが開きませんでした。
そこに、従兄の正義(田村健太郎)から英介が救急搬送されたとの連絡が来ますが、それでも会いに行こうとしないルナ。
すると、涼子は逃げちゃダメだと言い聞かせ、その言葉でルナは野宮病院に駆けつけるのでした。
月夜行路ー答えは名作の中にー9話の感想
「月夜行路ー答えは名作の中にー」9話の感想をご紹介します。
月夜行路ー答えは名作の中にー9話の感想
「百年待っていてください」という言葉も素敵ですが、その言葉の通りにしようとする啓介の行動がとてもロマンティック。
富士子のためにできることをし、さらには聖人君子ではないと自分のことを客観視しながらあえて遺言書を隠すなんて。
きっと啓介ならそんなことをしなくても、あの家だけを守ることができたなら遺産を主張することはなかったと思います。
最後はお金にがめつかった雄太郎や美央子も富士子のことを懐かしく思い出していて、ほっこりしました。
3人だけでなくルナまでもが、まんまと啓介の手の平で踊らされている感じがよかったです。
月夜行路ー答えは名作の中にー9話のあらすじネタバレ・まとめ
「月夜行路ー答えは名作の中にー」9話のあらすじやネタバレ、感想をお伝えしました。
常連客の富士子が亡くなり弔問に訪れたルナと涼子は、その配偶者の啓介と3人の子供たちが遺産で揉めていることを知ります。
そんななか、遺言書が盗まれてしまい、探すのを手伝ううちに犯人が啓介だと推理するルナ。
ですが、啓介の行動には隠された真意がありました。
